「グランツーリスモ」驚きの実話がハリウッドで映画化! ゲーマーが本物のレーサーへ、予告編公開
2023年5月2日 22:47

全世界でシリーズ累計9000万本を売り上げた日本発のゲームをハリウッドで映画化する「GRAN TURISMO(原題)」が、「グランツーリスモ」の邦題で、9月に日本で公開されることが決定。あわせて予告編(https://youtu.be/3_detC5RygI)、日本版ポスター、場面写真がお披露目された。「第9地区」「チャッピー」のニール・ブロムカンプ監督がメガホンをとる。
1997年にプレイステーション用ソフトとして誕生した、リアルドライビングシミュレーター「グランツーリスモ」シリーズ。リアルな車の挙動をそのまま再現した同ゲームは、オリンピックEスポーツシリーズや、国体・文化プログラムの競技種目にも選ばれている。映画で描かれるのは、日産、プレイステーション、ポリフォニー・デジタルが2008年~16年に実施した、バーチャルとリアルをつなぐ革新的なドライバー発掘・育成プログラム「GTアカデミー」をめぐる驚きの実話。プログラムでは、世界中から選抜された「グランツーリスモ」のトッププレイヤーに、本物のプロフェッショナルレースドライバーになる生涯一度のチャンスが与えられた。選抜試験は過酷を極め、ゲームのドライビングテクニックだけでなく、レーサーとして必要な精神力や体力も試されるものだった。前代未聞の企画は当初、異端視されていたが、GTアカデミー出身の数多くの選手がその後、リアルレースで表彰台に上がることになった。

物語の主人公は、ドライビングゲーム「グランツーリスモ」のプレイに夢中なヤン。父はゲームに明け暮れるヤンの姿に、「レーサーにでもなるつもりか、現実を見ろ」と呆れていた。そんなある日、ヤンにとって一生に一度のチャンスが訪れる。それは、「グランツーリスモ」のトッププレイヤーたちを、本物の国際カーレースに出場するプロレーサーとして育成するため競い合わせ、選抜するプログラム・GTアカデミー。プレイヤーの並外れた才能と可能性を信じてGTアカデミーを立ち上げた男、「ゲーマーなんかが通用する甘い世界ではない」と思いながらも指導を引き受ける元レーサー、そしてバーチャルゲームの世界では百戦錬磨のトッププレイヤーたちが集結する。彼らが直面する、想像を絶するトレーニングやアクシデントの数々。不可能な夢へ向かって、それぞれの希望や友情、そして葛藤と挫折が交錯するなかで、いよいよ運命のデビュー戦の日が迫っていた。

オーランド・ブルーム(「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズ)はGTアカデミーを発足したダニーを演じる。レーサーを目指すゲームのトッププレイヤーたちを指導するジャック役にデビッド・ハーパー(「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズ)、GTアカデミーに挑むヤン役にアーチー・マデクウィ(「ミッドサマー」)を配した。
予告編では、前代未聞のチャンスに胸を躍らせてGTアカデミーにやってきたのも束の間、過酷な訓練に苦悩する若者たちの姿を活写。「ゲームでコースアウトしてもやり直せる。だが実際のレースでは“死”だ」という厳しい言葉が切り取られている。
「グランツーリスモ」は8月11日に全米公開され、9月に日本公開。
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