杉野遥亮、「ばらかもん」でGP帯連続ドラマ初主演 「原作に最大限のリスペクトを持ってチャレンジしたい」
2023年5月2日 05:00
原作は、「ガンガンONLINE」「少年ガンガン」(スクウェア・エニックス)で2008~18年にかけて長期連載された同名コミック(全18巻)。スピンオフ漫画「はんだくん」(全7巻)も発行され、シリーズ累計発行部数は1000万部超を記録。14年にはアニメ化、16年にはスピンオフ漫画もアニメ化された。
「ばらかもん」は長崎県・五島列島の方言で“元気者”を意味し、日本一美しい海を擁するとも言われる五島列島を舞台に、書道だけを支えに孤高に生きてきた都会育ちの青年書道家が、島民たちとの交流を通じて書道家として、そして人間としても成長していくさまを描く。ドラマ化にあたり、「マルモのおきて」で演出を担当した河野圭太と、脚本家の阿相クミコが再びタッグを組み、スケールの大きな自然の映像美のもと、主人公を中心に子どもや島民たちの心情を丁寧に紡ぐ。
杉野が演じるのは、都会生まれ、都会育ちの若き書道家・半田清舟(はんだ・せいしゅう)。書道界の家元の後継ぎで、若き新鋭として名を馳せ、世間にもてはやされてきたプライドの高い青年。だが、ある挫折をきっかけに、海に囲まれた日本西端の島である長崎県の五島列島で一人暮らしを始めることになる。近所の小学生・琴石なるをはじめとする個性豊かで自由奔放な島民たちとの人付き合い、慣れない“田舎”での一人暮らしに翻弄される清舟だったが、その度に島民たちに助けられ、様々なトラブルに巻き込まれながらも少しずつ成長し、新たな書の境地を拓いていく。
杉野は、「原作に最大限のリスペクトを持って、チャレンジさせていただきたいと思っています」と語り、「本当にいい作品を作りたい、この世界観を大事にしたいという思いで精いっぱい取り組みます」とコメント。「主人公と五島列島に住んでいる登場人物たちとの、心が交わっていくところは、今の生活の中で感じることが少なくなっている部分だと思いますので、この作品ならではの関わり合いを大切にお伝えしていきたい」と意気込みを語った。
ビジュアルに描かれている「ばらかもん」の文字は、杉野が筆で書き下ろしたもの。疾走感あふれる力強い文字には、杉野の本作に懸ける熱い思いが込められている。
「ばらかもん」は、フジテレビの“水10”枠で7月放送スタート(毎週水曜・午後10時放送)。杉野と、企画の上原寿一氏のコメント全文は以下の通り。
本当にうれしかったです。初めてフジテレビに来たときに駅から遠くてビクビクしながら歩いてきたことを思い出しました(笑)。
そんな僕がこうしてGP帯の連続ドラマ作品の主演を務めさせてもらえるんだなと感慨深くなりました。
今回は五島列島が舞台の作品なので、島に行けることや、人と人とのつながりや温かさに触れた作品に携われることも楽しみです。
とてもいい作品だなと感じました。ばらかもんは五島列島の方言で“元気者”という意味だそうです。
主人公と五島列島に住んでいる登場人物たちとの、心が交わっていくところは、今の生活の中で感じることが少なくなっている部分だと思いますので、この作品ならではの関わり合いを大切にお伝えしていきたいなと思いました。
半田清舟は芯をしっかり持っている人で、周りを巻き込む力もあるし、周りからも好かれる人。
みんなが互いにいい影響を与え合うストーリーがすごく魅力的だと思っているので、自分も作品を作る過程の中で、人がどう思うかよりも自分自身がどう思うか、直接皆さんとディスカッションすることを大切にしていきたいなと思っています。そして、書道をもっと練習したいと思っています。
今回、半田清舟を演じさせていただくことになりました杉野遥亮です。原作に最大限のリスペクトを持って、チャレンジさせていただきたいと思っています。
本当にいい作品を作りたい、この世界観を大事にしたいという思いで精いっぱい取り組みますので、よろしくお願い致します!
本当に面白い作品ができるんじゃないかとワクワクしています。今まで行ったことのない地域へ行くことや、そこで生まれる空気感などをちゃんと画面を通して伝えていけたらと思っています。
すてきなドラマを作りたいという気持ちでいっぱいです! 見ていて心がホッとしたり、クスッと笑えるような、家族みんなで見ることのできる温かいドラマをお届けできると思います。精いっぱい頑張りたいと思っていますので、応援よろしくお願い致します!
『ばらかもん』のタイトル通り、ドラマを見る皆さんに“元気”を与えられるようなハートフルなドラマに出来たらと思っております。
いつの時代も人々を魅了する大自然の映像美、そして、主人公・半田清舟が五島列島の島民との触れ合いの中で“元気”を取り戻し、成長していく姿は、きっとドラマを見る皆さんの心を癒してくれるはずです。
まだ撮影前ではありますが、杉野遥亮さんとお会いし、そのチャーミングな人柄、書道練習にまい進する実直な様子はまさに主人公・半田清舟にピッタリだと思っています。
皆さんが自分の悩みを重ねたり、共感したりできる清舟の人間らしさを杉野さんなら200%演じてもらえると思って今から撮影が楽しみです。
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