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僕のしたことは、君をどれだけ傷つけたのだろう 「CLOSE クロース」予告完成、ルーカス・ドン監督の来日決定

2023年4月25日 18:00

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「永遠を壊したのは、僕。」
「永遠を壊したのは、僕。」
(C)Menuet / Diaphana Films / Topkapi Films / Versus Production 2022

第75回カンヌ国際映画祭で「観客が最も泣いた映画」(BBC.com)と称され、グランプリを獲得した「CLOSE クロース」の予告編とビジュアルがお披露目された。映像には、「僕のしたことは、君をどれだけ傷つけたのだろう」という少年の切ない言葉が切り取られている。あわせて、ルーカス・ドン監督が来日し、5月9日に東京・新宿武蔵野館で開催されるジャパンプレミアに登壇することも決定。ドン監督の来日は、2019年4月の「Girl ガール」のジャパンプレミア以来、2回目となる。

カンヌ受賞のほか、第95回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされるなど、各国の映画賞で47受賞、104ノミネートを果たした本作は、前作「Girl ガール」で第71回カンヌ国際映画祭のカメラドール(新人監督賞)を獲得し、鮮烈なデビューを飾ったドン監督の長編第2作となる。学校という社会の縮図に直面した10代前半に自身が抱いた葛藤や不安な思いを綴り、思春期への旅の始まりをみずみずしく繊細に描く。

田園を舞台に、無垢な少年に起こる残酷な悲劇と再生を描いた物語は、世界各国で上映され、米映画批評サイト「Rotten Tomatoes」では92%フレッシュ(4月25日時点)という高い満足度を記録。さらに、映画ファンから絶大な支持を得る気鋭の映画製作・配給スタジオ「A24」が北米配給権を獲得したことも話題になった。主人公・レオと幼なじみ・レミを演じるのは、本作で俳優デビューを果たすエデン・ダンブリングスタフ・ドゥ・ワエル。10代特有の揺れ動く心情を表現したふたりに、世界中から賛辞が贈られている。

来日が決定したルーカス・ドン監督
来日が決定したルーカス・ドン監督

予告編では、「ディズニー ツイステッドワンダーランド」(エース・トラッポラ役)、「刀剣乱舞 ONLINE」(薬研藤四郎/愛染国俊役)などで知られる声優・山下誠一郎の柔らかな声が、見る者を物語の世界へと誘う。13歳のレオとレミは、互いの家を行き来し、兄弟のように育ってきた大親友。しかし、中学校に入学した初日、レミとの親密すぎる関係をクラスメイトにからかわれたレオは、周囲の目が気になり出し、レミにそっけない態度をとるように。一方、その状況を理解できないレミは、「どうして僕を避けるんだ」と怒りをぶつけ、ふたりは大喧嘩し、その後、仲違いをしてしまう。

レミと一緒ではない毎日はどこか空虚で、モヤモヤする日々を過ごすレオに、追い打ちをかけるように悲しい知らせが届く。泣きながら走るレオの頭のなかを駆けめぐるのは、レミとの幸せだった日々。花畑に佇むレオの姿と、「永遠を壊したのは、僕――」という言葉が切り取られている。

メインビジュアルには、誰にも奪われたくないかのように、大切そうにレミを抱きしめるレオを活写。レオの憂いを帯びた視線の先に、どんな未来が待ち構えるのか、本編が気になる仕上がりとなった。

CLOSE クロース」は、7月14日に全国公開。

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