オリビア・ワイルド、ベストセラー小説「ならずものがやってくる」をドラマ化
2023年4月20日 22:30

「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」が第95回アカデミー賞で作品賞を含む7冠に輝き勢いづくA24が、米作家ジェニファー・イーガンによる世界的ベストセラー小説「ならずものがやってくる」と続編「The Candy House(原題)」をオリビア・ワイルド監督でドラマシリーズ化することが明らかになった。米Deadlineが独占で報じている。
イーガンが2011年に発表した「ならずものがやってくる」は、元パンクロッカーで今では大物音楽プロデューサーとなったベニーと、有能だが盗癖を持つ彼の助手サーシャを主人公に、過去と未来を行き来しながら、世界中の様々な人々とつながっていく2人の人生の軌跡を斬新な手法で描き、ピュリッツァー賞をはじめとする多数の文学賞に輝いた傑作長編小説。
その続編的位置づけとなる22年出版の「The Candy House(原題)」では近未来を舞台に、「ならずものがやってくる」に登場した幾人かのキャラクターたちと、彼らの子孫が辿る運命が描かれる。
監督としては、本作がテレビシリーズ初挑戦となるワイルドだが、シリーズ全話で演出を手がけるのに加えて、ジェニファー・フォックスと製作総指揮も務めるとのことだ。
監督デビュー作「ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー」(19)が全米の賞レースを席巻し、一躍映画監督として注目される存在となったワイルドは昨年、監督第2作となる「ドント・ウォーリー・ダーリン」を発表。全米ボックスオフィスで初登場1位に輝いた同作は、インディペンデント系の小作ながら世界累計興行収入で9000万ドルを超えるヒットを記録している。
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