イ・ジョンソク、5年ぶりスクリーン復帰作の初登場シーン入手！　「THE WITCH 魔女　増殖」安藤忠雄建築・グラスハウスも登場

2023年4月19日 09:00

劇場公開後にSNSで口コミが広がり、DVDレンタルと配信での推定視聴者数が100万人を超えた「The Witch 魔女」シリーズの新作「THE WITCH 魔女　増殖」の本編映像を、映画.comが独占入手した。本作で5年ぶりのスクリーン復帰を果たした人気実力派俳優イ・ジョンソクの初登場シーンを収めている。

革新的な遺伝子技術による人体実験で殺人兵器と化した女子高生ク・ジャユンの無敵の強さ、予測不能なストーリーが話題となった「The Witch 魔女」。監督を務めたパク・フンジョン（「新しき世界」「V.I.P. 修羅の獣たち」）は、同作をユニバース化するという壮大な構想を描いており、その“魔女ユニバース”の幕開けとなるのが「THE WITCH 魔女　増殖」だ。

主人公を演じるのは1400人以上が参加するオーディションを勝ち抜き、映画初主演を飾ったシン・シア。そのほか、ドラマ「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」で主人公を演じたパク・ウンビン、「The Witch 魔女」で圧倒的な存在感を示したキム・ダミが名を連ねている。

韓国・済州島の秘密研究所「アーク」が何者かに襲撃され、むごたらしい殺戮のなかで、ひとりの少女が生き残る。彼女は、遺伝子操作で超人的なアサシンを養成する「魔女プロジェクト」の実験体だった。初めて研究所の外に足を踏み出した少女は、心優しい牧場主のギョンヒとその弟デギルのもとに身を寄せ、少しずつ人間らしい感情に目覚めていく。しかし、並外れたスーパーパワーを秘めた少女を危険視した「魔女プロジェクト」の創始者・ペク総括は、彼女を抹殺するため、スゴ腕の女性工作員チョ・ヒョンを送り込む。時同じくして「アーク」を壊滅させた超能力者集団「土偶」と、地元の犯罪組織も牧場に押し寄せ、ミステリアスな少女との壮絶なバトルの火蓋が切って落とされる。

ドラマ「検事プリンセス」「シークレット・ガーデン」「君の声が聞こえる」や、映画「観相師　かんそうし」「君に泳げ！」「V.I.P. 修羅の獣たち」などで知られるイ・ジョンソク。5年ぶりのスクリーン復帰となった本作では、「アーク」の責任者チャン役として参加している。

本編映像は、チョ・ミンス演じる創始者ペク総括の自宅を訪れるシーンとなっている。曇天の中、自らハンドルを握りながら怪しい笑みを浮かべ、ペク総括の元へと向かうチャン。多数の部下を引き連れ、ペク総括と対峙するチャンの目論見とは何なのか――。

ペク総括の自宅として登場する建物は、本作のロケ地となった済州島のソプチコジに位置し、独特の構造を持つグラスハウス。特徴的なこの建物は、日本の建築家・安藤忠雄氏によって設計されたもの。実際にはレストランとして使用されている建物で、劇中ではチャンも「いい所に住んでるな」と建物についてのセリフを発している。本編ではグラスハウス内での撮影も敢行。少女をめぐる権力者たちの駆け引きにも期待が高まるシーンとなっている。

「THE WITCH 魔女　増殖」は、5月26日から全国公開。R15＋指定。