ゴールデングローブ賞の投票者が計310人に 日本在住者は10人
2023年4月16日 11:00

ゴールデングローブ賞を主催するハリウッド外国人記者協会(HFPA)は、2024年1月に実施される第81回ゴールデングローブ賞の投票者が計310人に増加したと発表した。
HFPAは、米ロサンゼルス近郊に在住し、外国メディア向けに活動を行うエンタメ系記者の集まりで、ゴールデングローブ賞を選考する一方、ハリウッド映画やテレビドラマの記者会見を独自に主催している。
21年2月、米ロサンゼルス・タイムズ紙がHFPAの内情に関する暴露記事を掲載。アカデミー賞の前哨戦として世界的にも注目される映画賞の選考会員がわずか80人程度であること、黒人が1人もいないことを問題点として指摘。その閉鎖的な体制はハリウッドの大物俳優やNetflixなどのプラットフォーマーから批判を浴び、22年のゴールデングローブ賞授賞式の放送が中止に追い込まれる事態となった。
その後、HFPAは多様性を推進するためのさまざまな改革を実施しているが、なかでも大きな変化はアメリカ国外の映画・テレビ記者にゴールデングローブ賞の投票権を付与したことだ。昨年から段階的に募集を行っており、今年で国際投票者(international voters)と呼ばれる投票者の数は215人に到達。日本在住の記者も10人が加入している。HFPAの会員95人と合わせて、計310人が第81回ゴールデングローブ賞の審査を行うことになった。
人種構成はラテン系25%、アジア系14%、黒人10%、中東系9%、白人42%となっており、投票者のうち17%以上がLGBTQを自認している。新たにカメルーン、コスタリカ、キューバ、グアテマラ、カザフスタン、マレーシア、セルビア、タンザニアなどの記者が加わり、計76カ国の記者が参加している。
第81回ゴールデングローブ賞は24年1月7日(現地時間)に開催される。
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