血しぶきは木屑で表現、木彫りのキャラがかっこいい! アクション満載のストップモーション時代劇「HIDARI」パイロット版上映
2023年4月12日 15:00

国内外で数々の賞を受賞し、米誌「Creativity」で「世界のクリエイター50人」にも選出された川村真司監督によるストップモーション時代劇「HIDARI」パイロット版の劇場上映が決定、ビジュアルとPR映像が公開された。新宿バルト9、T・ジョイ梅田で4月21日から1週間限定で開催される。
数多くの作品と逸話が残る、江戸時代の彫刻職人、左甚五郎。「HIDARI」では、実存したのかが定かではないこの伝説的な職人の物語を、江戸の史実と絡めて大胆に再構築し、左甚五郎の作品と同じ木彫の人形を使って描くストップモーション時代劇だ。世界で人気を誇る「ジャパニメーション」の映像文法やアクション表現を、これまでほとんど試みられてこなかった「ストップモーション」という技法で描き出すことで、前代未聞のエンターテインメント作品が誕生した。
元々は劇場用長編映画や配信シリーズとして構想され、国内外からの出資を得るために、まずはパイロット版が制作されたのだが、3月8日にYouTubeで公開されると、SNSで話題沸騰し、22日間で再生回数100万回を突破。海外からも熱い注目を集めている。その独創性と圧倒的なクオリティに、細田守監督や樋口真嗣監督、ライムスター宇多丸氏ら第一線のクリエイターたちから早くも絶賛の声が上がっている。PR映像でも、木彫りにこだわった、硬質ながらも繊細な動き、そして血しぶきは木屑で表現するなど、そのこだわりが確認できる。
「HIDARI」の製作チームに名を連ねる、世界最高峰のストップモーション・アニメーション・スタジオ「ドワーフ」「TECARAT」の代表作「こまねこ はじめのいっぽ」「劇場版 ごん GON, THE LITTLE FOX」も同時上映される。また、劇場限定の特典として、「HIDARI」主人公左甚五郎の特製ポストカードの先着配布も決定。さらに、新宿バルト9では、4月22に細田監督、23日に樋口監督をゲストに招いたトークイベントの開催も予定されている。


今回の特別上映に際し細田監督は「新しいストップモーションアニメーションの扉を開くことになるでしょう。今回この作品を、大画面で観られることが楽しみでしょうがありません!」、樋口監督は「変態的ディティールを盛りまくったカラクリや傀儡たちの複雑な挙動は大画面でなきゃ観たことにならないぞ!」と、コメント。ライムスター宇多丸氏も自身のラジオ番組で複数回にわたり「HIDARI」を紹介しており、「すでに世界を震撼させている「HIDARI」パイロットフィルムですが、あらゆる意味で、アレをスクリーンで観るのはそりゃあ、極上体験に決まってる!」と語っている。
(C)dwarf/Whatever Co./TECARAT
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