HIDARI（パイロット版）

YouTubeで同じものが観れます。

でもスクリーンで観るのとは全然違う！！！
めちゃくちゃカッコいい！！！！！

5分くらいのパイロット版だけど、1500円払う価値はあった。
いや、5000円でも払わせてください！！！

完成には最低でも6年以上かかるそうです。
待ちます！応援してます！！

期間限定のパイロット版の上映ということで、映画館の上映プログラムに乗っかるからには、あの短いネット公開済ヴァージョンより、ある程度は尺が長くなってると勝手に思っていたのだが、何もヴァージョン・アップはなく、そのまんまであった…
当然ながらアッという間にアノ最後のタイトルロゴが出てきてしまい…
（え？まさか、これで終わり？）と思ってたら…
本当に終わってしまった…
デカいスクリーンでの迫力は流石であったが…
ちゃんとリサーチしてから行くべきであった。
しかし、それにしても本当に完成版が待ち遠しい。
間違いなく、歴史的なエポック・メイキングになるだろう。
カッコよさがハンパない。

ちなみに、あの尺の短いパイロット版だけでは上映プログラムとして成立できないということもあってか、前座的に2つの別のストップ・モーション作品が上映されたが、あまりに世界観の違い過ぎる作品を同時上映させるのは全くよろしくない。
特に2つ目のキツネの話の方は思いの外、尺も長く、プログラムとして、むしろ此方がメインとなってしまっていた。
ていうか、ああいう切ない話で感情を揺さぶれた直後に『HIDARI』を始めちゃアカンよ。
鑑賞後の余韻にも浸ってるゆえ、あんな直ぐにバイオレンスな復讐劇の世界には…
全くもって、入って行きづらいわ！
まあ、2作品とも、どっちも作品自体は素晴らしかったが…
『HIDARI』製作チームの「ドワーフ」と「TECARAT」の代表作だからといって、ああいった観客の心の揺れを無視したバーター上映は、やってはアカンよ。

5分強のストップモーションアニメだけどすさまじい迫力。これ、大画面でみないとねー。死霊のはらわたのアッシュのごとくチェーンソーの義手を振り回して敵をバッタバッタと倒す流れの美しさ。ストップモーションらしいギコギコ感がたまらん。完成作はいつ見られるやら…？

木片の乱れ咲きさらに飛沫となって散っていく
短編2編とHIDARIパイロット版でどれも
充実の内容で好きなことにとことん打ち込んで徹底的に作り込まれている。見事と言うしかない。