全米が吐いた!失神者続出 最凶ピエロが非道の限りを尽くすR18+「テリファー 終わらない惨劇」6月2日公開
2023年3月16日 18:00

内容の過激さゆえに全米で失神者&嘔吐者が続出し、映画の公式SNSが注意喚起したことでも話題となった「Terrifier 2」が、「テリファー 終わらない惨劇」の邦題で6月2日から日本公開されることが決定した。
本作は、全米で新たなホラーアイコンとして彗星のごとく現れた最凶ピエロ“アート・ザ・クラウン”がこれでもかと非道の限りを尽くす作品。メガホンをとったダミアン・レオーネは、アメリカの脚本家、監督、プロデューサーであり、敏腕の特殊メイクアップアーティスト。2008年制作の短編映画「The 9th Circle」から一貫して“アート・ザ・クラウン”のイメージを築き上げ、後の短編映画「All Hallows Eve」にも踏襲している。
レオーネ監督の長編デビュー作「テリファー」で“アート・ザ・クラウン”は、ついにメジャーのステージに姿を現した。キャラクターのソリッドさと不気味さに加え、特殊メイクアップの技術を存分に用いた生々しい表現、「やりすぎだよ、クラウン!」と思わず突っ込みたくなる過剰な残虐描写、80年代ホラー映画へのオマージュを思わせる造詣の深さ、CG全盛の時代に特殊メイク・美術・造形にこだわり物質的な表現を用いることで、旧来のホラーファンには懐かしさと熱狂をもたらし、新たに触れる世代には目新しさと共に眩暈をももたらした。

とはいえ「テリファー」が興行的に大ヒットだったかというと、そこまではいかず。一部に熱狂的なファンの火種を誕生させたに過ぎなかったのだ。そして「テリファー」から6年。その間に世界をとりまく状況は大きく変わった。「IT イット THE END “それ”が見えたら、終わり。」でペニーワイズが壮絶な最期を迎えた。世界的ピエロロスと重なるようにやってきた、新型コロナウイルスの蔓延。全米の映画館もロックダウンされ、新作の劇場公開も延期が相次ぎ、世界の映画ファンは配信やソフトで映像作品を楽しむように。すると、世界はうすうす気づき始める。
「『テリファー』というホラー映画がヤバいらしい」
レオーネ監督は続編となる「テリファー 終わらない惨劇」の制作を開始し、2022年に完成にこぎつけた。22年10月6日、全米で封切られると瞬く間に大ヒット(制作費は約3400万円。全世界興行収入は約20億1000万円、3月8日時点、IMDb参照)。「ヤバい」という口コミが話題を呼び、大勢の観客が劇場に詰めかけることとなる。「テリファー」からさらにパワーアップした過激な描写と“アート・ザ・クラウン”の恐ろしさに、嘔吐・失神する者が出るなど、劇場は混乱に陥り、映画公式SNSがこんな注意喚起を行った。
「本作は生々しいバイオレンス描写とホラー演出を含んでいます。心臓の弱い方、胃腸が弱い方、体調が万全でない方は、十分に注意してご鑑賞ください。すでに失神・嘔吐した人が多数確認されています。それでも鑑賞するという方は、自己責任で……」
「テリファー 終わらない惨劇」は、6月2日からTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか公開。R18+指定。

人々に忌まわしい記憶を植え付けたマイルズ・カウンティーの惨劇から1年後のハロウィン。ピエロの恰好をした連続殺人鬼、アート・ザ・クラウンがハロウィンに再び姿を現した。絶命したかにみえたクラウンは死体安置所で息を吹き返し、その残虐性と冷酷さを増してハロウィンの街へと繰り出した。標的となったのは、父親を亡くした姉シエナと弟ジョナサン。悪夢が再び彼らに襲い掛かる。クラウンが通った後に残るのは惨劇の記憶と被害者の亡骸だけ。一人、また一人と増えていく犠牲者。ハロウィンの喧騒をよそに迫りくるクラウンの魔の手から姉弟は逃れることができるのだろうか……。
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