イザベル・コイシェの新作にゴヤ賞受賞のライア・コスタが主演

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「マイ・ブックショップ」「エレジー」「あなたになら言える秘密のこと」のイザベル・コイシェ監督による新作「Un Amor（原題）」に、ライア・コスタが主演することが決定した。「ピアッシング」「ヴィクトリア（2015）」などで知られるコスタは、新作「Lullaby（英題）」で先日、スペイン版アカデミー賞とされるゴヤ賞の主演女優賞を受賞している。

米バラエティによれば、新作「Un Amor（原題）」はスペイン人作家サラ・メサの同名小説を映画化。原作は、権力と服従をテーマに感情的依存について考察したフィクションで、「エル・パイス」紙が選ぶ2020年ブック・オブ・ザ・イヤーに選出され、これまで18カ国語に翻訳されている。

映画はスペイン人作家ラウラ・フェレロとコイシェが共同で脚本を執筆。都会から小さな集落にある廃屋に移り住んだ30歳のナタリアが、大家からの敵意や村人たちの不信感に直面しながらも家を再建しようとするが、隣人アンドレアスからの性的な申し出に屈してしまう。この出会いから激しく取り憑かれたような情熱に火がつき、ナタリアはこれまで知らなかった本当の自分に目を向けることになる、というストーリーのようだ。コスタがナタリア役、そして「ペーパー・ハウス」のボゴタ役で知られるホビク・ケウチケリアンがアンドレアス役で共演する。