富山・射水が舞台、高校生男子3人組の挫折と成長描く「僕ラー」公開決定! ドラマ界の巨匠・石橋冠が製作総指揮
2023年2月24日 05:00
富山県射水市で撮影された「僕の町はお風呂が熱くて埋蔵金が出てラーメンが美味い。」(通称「僕ラー」の公開が決定した。5月19日から富山3館(TOHOシネマズ高岡、TOHOシネマズファボーレ富山、J-MAXTHEATERとやま)で先行公開され、同26日からユーロスペース、池袋シネマ・ロサほか全国で順次公開される。
今作は、射水市でロケを行った「人生の約束」のスタッフが、再び同所を舞台に再結集して製作。「人生の約束」で映画初監督を果たした、テレビドラマ界の巨匠・石橋冠(「池中玄太80キロ」シリーズ、「新宿鮫」シリーズ)が製作総指揮を務め、同作で監督補の本多繁勝監督がメガホンをとった。
主人公は、射水市の「内川」沿いに住む、ちょっとドジだが憎めない高校生男子3人組のトオル、アゲル、ヨシキ。家族や進学、将来に悩みながらも、同級生の女子・花凛との会話に心弾ませ、大好きなラーメンを食べ、熱いお風呂に浸かり、久々となる放生津曳山祭(ほうじょうづひきやままつり)を楽しみに過ごす日々。祭の会長を務めるトオルの祖父・松蔵が本番前日に急死、家には借金があるという。
さらに、町のあちらこちらにもリゾート開発会社への借金の声が響き、不穏な空気が漂っていた。そんな折、トオルたちは蔵で「射水の埋蔵金」という巻物を見つける。「埋蔵金さえ見つかれば、全部解決する」。スコップやバケツを手に、3人は埋蔵金を探し始める……。
トオル役には、スターダストプロモーション主催の第1回スター☆オーディションで男子部門グランプリに輝いた酒井大地。トオルが淡い恋心を抱く花凛には、原愛音が扮する。トオルの祖父母は泉谷しげると丘みつ子。射水市(新湊市)出身の立川志の輔が、町の医師役で友情出演している。ほか、金児憲史、お笑いのお姉ちゃん(雷鳥)、射水市出身のテノール・オペラ歌手・澤武紀行が出演を果たした。
今回の発表では、ポスタービジュアルがお披露目。登山在住の写真家・イナガキヤスト氏の写真が起用され、志の輔のタイトル題字によるシンプルなデザインが完成した。
トオル役の酒井大地です。
トオルは明るくて情に厚く冒険心が強い、地元が大好きな男の子です。撮影中は射水の海や内川、美味しいラーメンやお風呂に癒されながら、監督や共演者の方々、スタッフさんや地元の皆様に支えてもらいながら精一杯演じさせていただきました。
地元の町を守る為に本気になって挑戦する姿を観ていただき、可能性に蓋をしないで背中を押してくれるような、励みになる作品になればいいなと思います。
「僕ラー」是非、劇場でご覧ください!
個人的に感じていたことですが、愛溢れるトオル家、私が演じる花凛と3人との関係性、そして出演頂いた街の方々、全てが愛くるしく感じるその光景を堪能してもらいたいと思います。
撮影期間中は、射水の至る所で写真ばかり撮ってました。
空き時間にはみんなでTikTokの動画を撮ったり、学生時代に戻った気分になれました。
なかなかこのような風情のある街と出会える機会がないので、私にとっては貴重な経験になりました。最後に、富山弁も頑張って練習しましたので、そこにも注目して頂けると幸いです。
去年の夏の撮影で、とうとう映画が出来て良かったな、というよりは、よく出来たなという思いです(笑)。
地方で頑張って映画を作るという方向、とってもいいと思います。
落語みたいなお話しが映画になったこと、楽しかったな。ぜひ成功してほしいと思います。
主役のトオルと、その親友アゲル・ヨシキのバランスがとっても良く、同年代だからかも知れないけど凄く息が合ってて、端から見てると「本当に良いキャスティングだなぁ」って思いました。
射水市には一週間ちょっと滞在しまして、撮影の合間はよくランニングしながら街を巡っていました。
とっても趣(おもむき)のあるところで撮影ができたことが嬉しかったのと、何より、射水市の市民の皆さんのご協力が非常に手厚くて、これが一番作品の中に良い影響を与えていたと思います。こうした地域の方々が全面協力する形での映画がもっと増えたらいいなぁと思います。ぜひ皆さんご覧ください。
故郷がまた!映画になった。またまた「新湊」は映画を撮りたいと思わせる魅力溢れる町なんだ、と気づかせてもらいました。
「二度あることは三度ある」って、このままいくと「新湊」は第二の「柴又」になっちゃう…かも。
いつか、夏休みの思い出の様な映画が撮りたいと思っていました。
八年前、富山県射水市で撮影された映画にスタッフとして参加した僕は、楽しい夏休みの様な感覚になり今でも忘れられない思い出となっています。
今度はこの町の人達に同じような体験をしてもらえたらと思い、町の人達に出演して頂いたり、スタッフとして映画作りに参加していただきながらこの作品を創りました。
半分以上が映画や芝居とは関係ない普通の人達と作り上げた粗削りな、しかし何か力を感じる映画に仕上がったと思っています。
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