偽りの姉弟として生きる幼いふたりがドラッグの運び屋に ダルデンヌ兄弟最新作「トリとロキタ」緊迫の予告編
2023年2月10日 12:00

ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ監督の最新作「トリとロキタ」の予告編が公開された。
本作は、アフリカからベルギーに流れ着いた偽りの姉弟の強い絆と過酷な現実を描いたヒューマンドラマ。ダルデンヌ兄弟の代名詞とも言える、BGMなし、演技未経験の主演俳優、削ぎ落された作劇と先の読めないサスペンス性が高く評価され、第75回カンヌ国際映画祭で75周年記念大賞を受賞した。
予告編は、ロキタがトリの学校の終わりを待ちじゃれ合う様子やふたりで仲睦まじく歌うシーンから始まる。しかし、そんな明るい様子から事態は一転、祖国にいる家族への仕送りのため、ビザを取得し正規雇用に就くことを望むロキタにビザが下りずに落胆する。一刻も早くビザを手に入れようと、ロキタは運び屋よりもさらに危険な仕事に手を出してしまう……。一度は引き離されたものの、危険を顧みず再会したふたりのその後が気になるスリリングな映像となっている。

また、2月28日に本作のプレミアイベントの開催とダルデンヌ兄弟の6年ぶりの来日が決定。そして、SNSで展開するダルデンヌ監督への質問企画「#おしえてダルデンヌ」がスタート。本日より公式Twitter、Facebookで質問できる(@Dardenne_cinema)。
「トリとロキタ」は、3月31日からヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、渋谷シネクイントほか全国順次公開。
(C)LES FILMS DU FLEUVE - ARCHIPEL 35 - SAVAGE FILM - FRANCE 2 CINEMA - VOO et Be tv - PROXIMUS - RTBF(Television belge)
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)