【HU35】ファイナリスト5組の作品がクランクインへ リアルカップルの監督コンビも
2023年1月25日 17:00

35歳以下を対象とした新世代の映像クリエイター発掘&育成プロジェクト「Hulu U35クリエイターズ・チャレンジ」(通称:HU35)。第2回のファイナリスト5組がクランクイン前に花園神社でお祓いを受け、これから始まる映像制作の安全と無事を祈願するとともに、それぞれ意気込みを語った。
Huluが立ち上げた同プロジェクトの応募資格は、35歳以下であること。企画力と熱意があれば、プロ・アマを問わず応募できる。選考で選ばれた5名が実際に自分の企画を映像化し、配信まで約束。複数回の選考を経て選出された5名のファイナリストは、制作費1500万円とプロの映画制作チームのサポートを受けて、自ら監督・脚本を務める作品の制作に挑戦することになる。
2022年9月27日に実施された「ファイナリスト選考会」では、映画監督・今泉力哉(審査員長)、超歌手・大森靖子、俳優・藤原季節、漫画家・米代恭ら本プロジェクトの審査員4人が、約600の応募企画の中から一次選考・二次選考を通過した候補者10組のプレゼンを受け「ファイナリスト5組」を選出した。

最年少ファイナリストでもある現役高校生のカワイ・ヒバリ(作品名「そこに光があるなら」)は、「撮影に向けてもっと力をつけていきたいと思っています。(制作の進捗は)結構進んできてはいますが、自分の脚本が何箇所か定まってないところがあるので、そこが考えているポイントです」と冷静に分析。
元々は小説家志望であったが、映像作品を撮りたいという思いが募り本企画に応募した瀬名亮(作品名「はじめてのよあそび」)は、「たくさんのスタッフが参加してくれることになって、こんな風に自分がやりたいことをさせてもらえる機会はなかなかないと思うので、一番は楽しむこと」と真摯に語った。
CMディレクターとして活動し、“自分が作りたいものを作る”と一念発起して本企画に応募した大江海(作品名「宇宙人ともだち」)は、「一番不安なのはプレッシャーに押し負けないように進められるか、自分の精神面ですかね」と笑い、「自分が想像していなかったものを、スタッフの方や役者さんがやってくれるのを見たいという気持ちもある。どういう現場が待っているんだろうと楽しみです」と期待を寄せる。
現役テレビ局員であるが、制作部から離れてしまったために本企画に応募した中林佳苗(作品名「姉にヒュッゲを教えたい!」(仮))は、「私が監督でいいのかな、とずっと思っています」と不安を明かしつつも、「撮影まであと1カ月なので、最後に後悔しないように、早めにいろいろな準備と想定をして、スタッフの皆さんといい作品づくりができたらと思っています」と力強く述べる。
マッチングアプリで出会ったリアルカップルで、本企画初のコンビ・ファイナリストとして参戦するてつおとゆうほ(作品名「ヒロインの親友はハードスケジュール!!」)は、最初にクランクインすることになり、「こんなに朝早く起きることはないので、コンディションがまず第一に心配です」(ゆうほ)、「大勢の大人に見られてやる感じがきついです」(てつお)と独特のキャラ満開で回答し、「コメディなので、その時の空気を大切にしたいです。現場で、脚本の差し込みとか、セリフでこうやって変わっていくんだなと経験になりました」(ゆうほ)、「いろいろ皆さんにご迷惑おかけしていますが、未経験ながら頑張りたいと思います」(てつお)と決意を述べた。

ファイナリスト5組の作品は、制作過程に密着したドキュメンタリーとあわせて、4月頃からHuluで配信予定。その後、グランプリの副賞として賞金100万円とHuluオリジナル新作の監督権の獲得がかかった最終審査会と授賞式も4月に予定している。
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