織田信長と木村拓哉、2人を繋ぐ「孤独」というキーワード 「レジェンド&バタフライ」新カット
2023年1月20日 17:00

木村拓哉が織田信長、綾瀬はるかが正室・濃姫(別名:帰蝶)を演じる映画「レジェンド&バタフライ」の新場面写真が、このほど披露された。信長と木村を繋ぐ「孤独」というキーワードにフォーカスしたカットとなっている。
本作は、総製作費20億円を投じる東映70周年記念作品。23年のNHK大河ドラマ「どうする家康」が待機する古沢良太が脚本を手がけ、「るろうに剣心」シリーズの大友啓史監督がメガホンをとった。信長と濃姫の生涯を、いままで描かれることのなかった新たな目線で描き出す。
令和の時代にふさわしい作品として新しい信長像を描くために、脚本の古沢が重要視したのは、信長が背負っている「孤独」。そして、その孤独を誰よりも理解していたのが濃姫ということだった。
(C)2023「THE LEGEND & BUTTERFLY」製作委員会天下統一を志し、戦いに明け暮れ、“魔王”として恐れられた男・織田信長が他の者には感じさせなかった、トップにいるものにしかわからない「孤独」。この孤独は何十年もの間、芸能界の最前線で活躍し続け、スターとしてトップを走り続けてきた木村が背負った孤独と重なった。
他の人には到底想像できないほど多くのものを背負い、誰にも理解できない「孤独」が2人にはあるのではないかと古沢はとらえ、信長と木村の存在を「孤独」というキーワードで結び付けた。この発想が、本作で描かれる、孤独ゆえに時に弱さすらも見せる「ひとりの人間としての信長」に繋がる。信長が抱える孤独や弱さまでもが描かれる点、そんな信長を誰よりも理解する濃姫の存在、そして2人の生き様が紡ぐ切ない物語が、この作品ならではの、唯一無二の大きな魅力になっている。
「レジェンド&バタフライ」は、1月27日に全国公開。
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