「アバター WOW」V3! 「長ぐつをはいたネコと9つの命」も好調【全米映画ランキング】
2023年1月6日 10:00

新年を迎えた北米映画市場は、22年のクリスマスやサンクスギビングの週末を上回り、活況を呈しました。実際、年末を飾る週末としては、2020年代で最高の興行収入を記録。例年通り、正月休みに公開される大作はなく、今冬シーズンの大ヒット作に多くの観客が集まりました。
歴史的な製作費を投下した、20世紀スタジオの「アバター ウェイ・オブ・ウォーター」は、3週連続で首位を獲得。週末3日間で興収6340万ドルをあげました。1月3日までの累計興収は4億5000万ドルを突破し、マーベルの「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」を超え、2022年公開作品の興収ランキングで2位となっています。
2位は、ユニバーサルのアニメ「長ぐつをはいたネコと9つの命」。上映館を拡大したことで、公開週末よりも好調に推移し、週末3日間で興収1600万ドルを記録しました。製作費8000万ドルに対し、1月3日までの累計興収は7000万ドルに達しており、国内興収で、製作費を上回る見通しです。
一方、デイミアン・チャゼル監督(「ラ・ラ・ランド」)によるパラマウントの「バビロン」は、興行的に苦戦する結果に。上映館を拡大し、週末3日間で興収270万ドルをあげましたが、先週末からワンランクダウンの5位となりました。1月3日までの累計興収は1000万ドルを超えましたが、製作費7000万ドルには遠く及ばない結果となりました。
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