【ホグワーツ城の大広間でディナー】23年に日本でも開業のハリポタ体験型施設でも企画予定
2022年12月24日 11:00
ワーナー ブラザース スタジオツアー ロンドン・リポートの最終回は、クリスマス・ディナーの様子をお届けしたいと思います。毎年ホリデー・シーズンになると、イベント企画のひとつとして特別にオーガナイズされるもので、希望者に有料予約制で参加を募るとか。ハリー・ポッターに登場するホグワーツ城の大広間で、華やかなクリスマス・デコレーションのなか、ディナーを食することができます。
今回は2023年「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 メイキング・オブ・ハリー・ポッター」開館を前に訪れた日本のプレスを、特別に招待してくれました。
周囲にはホグワーツ魔法魔術学校の4つの寮、グリフィンドール、ハッフルパフ、レイブンクロー、スリザリンの寮生たちの衣装が飾られ、正面の舞台には大きなクリスマス・ツリーとまるで氷できたように見られる見事なキャッスルが展示され、気分を盛り上げます。
さらに丸テーブルの各座席は、寮のチーム別に分けられ、さまざまな魔法の杖と、ホグワーツ特急のモチーフのアクセサリーが置かれていました。もうこれだけでファンなら垂涎もののはず。
メニューはエンドウ豆のテリーヌとハムの前菜、メインはクリスマスらしくアプリコットとソーセージが詰まった七面鳥と温野菜の付け合わせ。さらにこの日は、デザートをなんとホグワーツ特急の9と3/4番線ホームのスペースで提供してくれるというサービスぶり。とても得をした気分にさせられました。
ちなみにこうしたディナー・イベントは、クリスマスに限らず、団体のお客様向けのプランとして、ふだんから企画しているのだそう。毎日ではありませんが、たとえば誕生日記念にここでディナーを、などという乙なプレゼントも可能なようです。
嬉しいことに、同様のサプライズ・イベントは、「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 - メイキング・オブ・ハリー・ポッター」でも企画していく予定があるそうで、これはぜひ実現してもらいたいものです。
ロンドンツアーの責任者であるサラ・ルーツさんは、ロンドンについで世界で2番目、アジア初の施設として東京を選んだ理由をこう語ります。
たしかに、彼女の読みは当たっていると言えそうだ。しかも時代を読んで、インタラクティブな施設を増やしたり、ロンドンより広い敷地面積を生かして展示やギフトショップも拡大するということなので、完成した暁にはイギリス人も羨ましがるような施設になることは間違いないはず。東京の新たなランドマークが完成する日を、心待ちにするとしましょう。(佐藤久理子)