山崎賢人、バディを組むなら土屋太鳳を指名！　土屋は仲里依紗を指名で苦笑い

2020年12月にNetflixで配信されたシーズン1は、生きる意味を見失っていたアリス（山崎）とウサギ（土屋）たちが謎の世界“今際の国”で、生死を懸けた“げぇむ”に挑むさまを描き、世界70カ国以上でTOP10入りした。シーズン2では、ストーリー、“げぇむ”、アクションなどすべてがパワーアップ。アリスらが、“今際の国”の謎を解き明かすべく奔走する。

「やっと配信になったんだと、すごくうれしく思っています」と切り出した山崎は、「撮影は1年前。それだけ時間をかけて作り上げた作品。シーズン1もすごく反響をいただいて、今回どう広がっていくのかワクワクしています」と期待。土屋は「昨日、仕事の都合で東京に帰ってきたんですが、新幹線の斜め前の方から、シーズン2の『ババババン！』という（銃声の）音が流れてきて。イヤホンじゃなくて、音が出ちゃったんでしょうね。『銃声が聞こえる』と思って、ふっと見たら『アリス』を観ていらした」と新幹線に乗り合わせた人が本作を鑑賞していたという。「すごくうれしくて、『感想いかがですか？』と聞きたくなりました」と楽しそうに話していた。

役柄との共通点に話が及ぶと、山崎は「大切な仲間を失ってしまったけれど、また新たな大切な存在が近くにいる。それを守りたいと思う部分はアリスの強み」と分析し、「僕も大切な人を守りたいなと思います」と明言。土屋は「ウサギは今回、自分の弱さに向き合うことができた。弱さに向き合えるのは、新しい強さのスタートだと思う。それはいまの私の状況に共通する点かなと思います」と共通点を上げた。

パワーアップしたアクションも見どころとなるが、土屋は「ウサギらしいアクションを探すのが、本当に大変でした」と心の見えるアクションを心がけたそうで、空手の達人役を演じた朝比奈は「空手を体に馴染ませるのが大変だった」、恒松は「ある理由で義足になってしまい、アーチェリーで戦う役柄。いろいろな部署の方と相談しながら、義足プラス、弓矢のアクションを作っていった」とそれぞれが特訓に励みながらアクションにトライ。佐藤監督は「知能戦は、より知能戦に。肉体戦は、より肉体戦に振っていく。アクション度も増している。各々のキャラクターに基づいたアクションにこだわっていた」とドラマ性とアクションが融合した作品になっていると、胸を張っていた。

本作が命懸けの“げぇむ”に挑むストーリーであることにちなみ、あらゆる問題に指差しで回答するゲームに挑戦するコーナーも実施された。盛り上がったのが「“げぇむ”でバディを組むなら、誰？」との問題で、山崎は土屋を指しながら「太鳳ちゃんかな。長年共演させてもらっていますし、アリスとウサギも一緒にやっていますし」と信頼感を吐露した。しかしながら土屋は仲を指名し、「ごめん、賢人くん。里依紗さんを指しちゃった」と謝罪。MCから「振られた感じになっちゃいましたね」と話を向けられた山崎は、「大丈夫、大丈夫」と苦笑いを見せていた。

最後に山崎は「見たことのない映像のオンパレード。生きることや、人生について考えさせられる作品でもあります」とアピール。土屋は「世界のいろいろな地域で平和への不安が存在する今、この作品を届ける意味を強く感じています。刺激的なエンタテインメントであるだけではなく、制作に関わるすべての方々の平和への祈りが込められていると思います。その祈りが世界中、未来にも届きますように」と熱いメッセージを送っていた。

Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2は、全世界独占配信中。