「これ大好きな曲なの」目黒蓮が“歌う有村架純”を撮影 「月の満ち欠け」本編映像
2022年12月19日 12:00
佐藤正午氏の第157回直木賞受賞作を、大泉洋主演で廣木隆一監督が映画化した「月の満ち欠け」(公開中)の新たな本編映像(https://youtu.be/ejNri3Hx5hM)が、このほどお披露目された。有村架純演じる瑠璃が「Remember Love」を歌うシーンをとらえている。
現代を生きる、愛する妻子を亡くした男性・小山内と、27年前にある女性と許されざる恋をした男性・三角。無関係だった彼らの人生が、“瑠璃”という名の女性の存在で交錯する。主人公・小山内役を大泉、三角役の目黒蓮(「Snow Man」)が演じ、有村が小山内の娘と同じ名前を持つ謎の女性・正木瑠璃、田中が正木瑠璃の夫・正木竜之介に扮している。
映像は、三角の部屋で瑠璃がくつろぐ様子からスタート。ラジオから流れているのは、オノ・ヨーコとジョン・レノンの楽曲「Remember Love」。音楽にあわせて窓の外を見ながら口ずさむ瑠璃。その姿を愛おしく思ったのか、三角は自前の8ミリカメラを取り出し、すかさず撮影を開始する。少しの間、撮影に気づかず、歌い続ける瑠璃だったが、後ろを振り返ると、すぐそこにカメラを構える三角の姿が。瑠璃は照れ笑いを浮かべ「これ大好きな曲なの」と説明。その後も歌い続ける瑠璃だったが、撮影を続ける三角に恥ずかしくなり、ついに顔をクッションで隠すのだった。
同シーンは、映画が公開されると「エモすぎる!」「Remember Loveが頭から離れない」と話題に。瑠璃と三角がカメラ越しに距離を縮めていくこのシーンは、多くの人の心に響いているようだ。有村もこの場面を「特に印象に残っているシーン」として挙げており、撮影当時のインタビューでは「なかなか作品内でこんなに長尺で歌うことがないので、ちょっと照れくさくて(笑)。完成作でどんな風になっているのかなと楽しみです」と振り返っていた。