“死体アート”の制作秘話も! 「コネクト」三池崇史×チョン・ヘインが撮影を振り返る、メイキング特別映像
2022年12月15日 10:00
三池崇史監督がチョン・ヘイン、コ・ギョンピョ、キム・ヘジュンら韓国俳優とタッグを組む「コネクト」(ディズニープラスで全話配信中)の、4分を超えるメイキング特別映像(https://youtu.be/tAgzaPEwelQ)がお披露目。日韓のトップクリエイターが勢ぞろいした舞台裏を垣間見ることができる。
物語の主人公は、不死身の新しい人種“コネクト”であるハ・ドンス(チョン・ヘイン)。どんな大怪我でもすぐに治す特殊能力を持つ彼は、幼い頃から周囲の人々にモンスター扱いされ、常に孤独を感じて生きていた。そんなある日、ドンスは突然、臓器売買組織に誘拐され、眼を奪われる。ドンスはすぐに逃げ出すが、奪われた眼はソウルの住民を恐怖に陥れていた連続殺人犯オ・ジンソプ(コ・ギョンピョ)に使われ、ドンスはその殺人犯の視覚を持つようになる。失われた眼を取り戻すため、ドンスはあらゆる手を使って殺人鬼を追い続ける。
メイキング特別映像の冒頭では、キャストと三池監督らが口をそろえて、「衝撃的」「新鮮」「予測不可能」というワードで、本作の印象を表現。実際に体を動かして演技指導をする三池監督と、それにスムーズに応えるキャストをとらえた、撮影現場の映像も切り取られている。「言葉が通じなくても、目つきだけで通ずるものがある。シーンを撮影するために同じ方向性に向かっているため、監督が求めているのはこれかと分かったりします」(チョン・へイン)、「何よりも重要なのは、見つめてくれる視線のディレクション。明確に指示を出してくださる方なので、監督を信頼して安心して演技ができました」(コ・ギョンピョ)と、三池監督とのタッグを振り返る。
対する三池監督も、「思っていることを言葉でイメージで伝えるというのは、言葉が通じても大変じゃないですか」「いつもよりも少し丁寧に、分量も多くコンテは書きました」と、海外作品だからこそ意識した点を述べる。スタッフへのインタビューでは、舞台であるソウルの地に“未視感”を与えるため、ファンタジーとリアリティのバランスを大事にしたことが明かされる。撮影監督のキム・ジヨンは、「監督は海外から来た方なので、空間に対する見方が違う傾向があります」といい、「これをどのように生かして撮影に取り入れるか、たくさん工夫しました」と、撮影や演出のこだわりにも触れている。
さらに、劇中で殺人鬼オ・ジンソプが設計する“死体アート”の制作秘話も紹介。おぞましくも美しい“死体アート”は、古典的美学が際立つ彫刻を再解釈して作られたそう。美術監督のキム・ソヨンは、「プリプロダクションの3カ月間で、一番時間を費やした部分です」と、苦労を語った。
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