「ブラックパンサー」続編V5! 2022年公開映画で間もなく2位に【全米映画ランキング】
2022年12月13日 17:00

サッカーW杯期間の3週目と重なった12月第2週、大作の公開がなかった北米映画市場は再び打撃を受け、1月下旬以降で最も低調な興行成績となりました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」は、公開2カ月目に入りながらも、5週連続で、興行収入ランキングのトップに君臨。週末3日間で興収1110万ドル、累計興収4億0900万ドルを記録しました。間もなく、同じくマーベルの「ドクター・ストレンジ マルチバース・オブ・マッドネス」(累計興収4億1133万ドル)を抜き、2022年公開映画のなかで2位となる見通しです。
ユニバーサルのアクションエンタテインメント「バイオレント・ナイト」は、上映館を拡大し、2位の座をキープ。週末3日間で興収870万ドルをあげました。市場全体の興行成績は低迷しているにも関わらず、公開2週間で累計興収2660万ドルを突破し、製作費2000万ドルを上回りました。
ニューヨークのメトロポリタン歌劇場(MET)で上演される最新オペラ公演を映画館で上映する「METライブビューイング2022-23 ケヴィン・プッツ『めぐりあう時間たち』」は、8位に初登場。オペラ作品、ライブ中継作品としてトップ10に入るという快挙を達成しました。同作は、バージニア・ウルフの名作小説「ダロウェイ夫人」をモチーフにした、マイケル・カニンガムの小説を原作とする同名映画をもとに、3つの時代に生きる3人の女性の、人生を変えた1日を描く物語。オペラ「静かな夜」でピュリッツァー賞を受賞した作曲家ケビン・プッツが手がけました。12月10日(現地時間)に826の劇場でライブ上映され、興収79万ドルをあげました。12月14日に再上映が行われる予定です。
フォーカス・フィーチャーズのロマンティックコメディ「Spoiler Alert(原題)」は、上映館拡大の結果、2週目の週末に10位にランクイン。物語の中心となるのはゲイのカップル、マイケルとキット。キットが末期がんと診断された後の最期の日々を描いています。ジム・パーソンズ(「ビッグバン★セオリー ギークなボクらの恋愛法則」)がマイケル、ベン・オルドリッジ(「Fleabag フリーバッグ」)がキットを演じ、2度のオスカー受賞歴を持つサリー・フィールド(「プレイス・イン・ザ・ハート」)も共演。週末3日間で、興収70万ドルを記録しました。

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