橋本環奈、福田雄一監督新作で“変顔”限界値 吉沢亮&中川大志らと丸の内でパレード
2022年12月4日 21:23

中村光氏によるコミックを実写映画化した「ブラックナイトパレード」のレッドカーペットパレードと完成披露試写会が12月4日、都内で行われ、吉沢亮、橋本環奈、中川大志、渡邊圭祐、玉木宏、福田雄一監督が出席した。

本作は、受験も就職活動も失敗し、恋人もいない冴えない男・日野三春(吉沢)が、悪い子どもに欲しくもないプレゼントを届ける“黒いサンタ”にスカウトされ、激務をこなす姿を描いたコメディ。この日は映画のタイトルにちなみ、大手町仲通りにレッドカーペットが敷かれ、イルミネーションが輝く中でメンバーが“パレード”を開催。ファンに手を降りながら本物のトナカイとレッドカーペットを歩き、吉沢は「最高ですよね」とにっこり。橋本も「レッドカーペットで、皆さんに囲まれながら歩くのは楽しかったです。トナカイがかわいらしくて」と笑顔を弾けさせ、中川も「すごくフカフカしていて。足首に優しそう。気持ちが高まっています」とカーペットの素材を称えて、会場の笑いを誘っていた。

今年の夏に撮影をし、福田監督によるとギリギリのタイミングで完成したという。主人公の三春を演じた吉沢は「笑うつもりで試写に行ったら、ちゃんと感動して帰ってきた」と完成作に惚れ惚れ。猟奇的な天才ハッカー・志乃役の橋本は、これまでも福田監督作品であらゆる変顔を披露してきた。本作でもかなり振り切った表情を見せているといい、司会から「これまでやった変顔の中でも、今回は最高ランクでは?」と聞かれると、「バグっちゃっていて。どれがすごくて、どれがすごくないのかがわからなくなってきている。毎回、福田さんの作品に行くたびに顔が崩れていっている気がする。終わって調整します」と楽しそうに話す。

福田監督が「女優さんがする顔じゃないもんね」と評価すると、橋本は「そうですね。(他の現場では)口角を下げてってあまり言われないです。もっと目を開けるとか、もっと鼻を開けるとか、人間の限界値まで戦っている気がします」と福田作品でしかできないチャレンジに立ち向かっている模様。完成作を観た感想として、「アゴが外れそうになりながら頑張って良かった」と充実の表情を浮かべていた。

テンションアゲアゲなチャラ男・田中カイザー役を中川が演じているが、吉沢は「大志がカイザーをやるというのが、どうなるのか想像がつかなかった。すごく楽しみだった」そうで、実際に現れたカイザー(中川)は「最高でした」と大絶賛。中川も「カイザー役に決まってから、ずっとドキドキしていた」と告白しながらも、歯が1本抜けているカイザーだけに「歯を1本黒く塗った時に、いけるなと思いました。あんなにも人相が変わるのかという発見がありました」と不安を払拭できた瞬間を述懐。「吉沢くんとは久々の共演。絶対的な信頼感、安心感がある。また一緒にふざけられて、楽しかったです」と笑顔を見せていた。映画は、12月23日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ