クローネンバーグの娘、長編監督デビュー ジェイ・バルチェル&エミリー・ハンプシャーが主演
2022年11月28日 17:00
カナダの鬼才デビッド・クローネンバーグ監督の娘ケイトリン・クローネンバーグが新作「Humane(原題)」で長編初メガホンをとっていることがわかった。
米Deadlineによれば、本作はジェイ・バルチェル(「コズモポリス」)、エミリー・ハンプシャー(「シッツ・クリーク」)が主演し、カナダのオンタリオ州ハミルトンで撮影が行われ、既にクランクアップしている。
「Humane(原題)」は、環境破壊により危機的状態になった世界で、各国のリーダーたちが人口削減のため究極の方策を打ち出すというスリラー。引退して間もない裕福な報道記者が成人した4人の子どもたちを集めたディナーの席で、国の安楽死プログラムに参加する考えを明かすが、その計画がとんでもない失敗に終わり子どもたちは大混乱に陥る。脚本はマイケル・スパラーガが執筆し、ダグラス・コシュ(「Crimes of the Future(原題)」)が撮影監督を手がけた。
ちなみに、デビッド・クローネンバーグの息子でケイトリンの兄ブランドン・クローネンバーグも映画監督として活躍しており、ミア・ゴスとアレクサンダー・スカルスガルドが共演する新作SFホラー「Infinity Pool(原題)」が現在ポストプロダクションに入っている。
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