ティム・バートン監督流、奇妙な世界の作り方 Netflixシリーズ「ウェンズデー」特別映像
2022年11月26日 11:00
「シザーハンズ」「チャーリーとチョコレート工場」などで知られるティム・バートンが監督・製作総指揮を務めるNetflixシリーズ「ウェンズデー」の特別映像(http://youtu.be/yIa3rXN2syY)が披露された。バートン監督が、主人公ウェンズデーへの偏愛を語っている。
原作「アダムス・ファミリー」は、“不幸・邪悪・不気味”が大好きなお化け一家が繰り広げるホラーコメディ。長女ウェンズデーを主人公に迎えた本作では、ティーンになったウェンズデーが、のけ者たちが集まるネヴァーモア学園での奇妙な学生生活を送る中で、自身の一族にまつわる殺人ミステリーに巻き込まれていく。
特別映像では、「弟を苦しめるのは私だけ」「(人を怖がらせるのは)私の趣味よ」とひねくれ全開なウェンズデーの姿が映し出されるとともに、バートン監督流の“奇妙な世界の作り方”がさまざまな角度から解説されていく。
「ティム・バートンとウェンズデーは相性がいい」「ティムは自分をはみ出し者と思い、ウェンズデーに親近感を持っている。彼の映画には彼女に似た人物が登場する。彼女を表現できて喜んだはず」と力説するのは、製作総指揮のマイルズ・ミラー。その言葉通り、バートン監督は、「私と似た視点を持つウェンズデーが好きだ」とシンパシーを打ち明ける。
さらに、「誇張されつつも写実的な世界観を作りたくて、学校・セラピー・両親などの要素を使った。私にとって重要だった」と世界を構築するうえでのこだわりも明かした。映像ではそのほか、バートン監督について、各キャスト・スタッフたちがコメントしている。