北村匠海×中川大志×松岡茉優×古川琴音「スクロール」理想と現実の間で想いが交錯する場面写真披露
2022年11月18日 18:00

北村匠海と中川大志が主演し、松岡茉優と古川琴音が共演する「スクロール」の場面写真10点が一挙披露された。理想と現実のギャップに溺れながらも必死に生きる若者たちの姿が切り取られている。

本作は、YOASOBIの大ヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られる橋爪駿輝氏の同名小説を映画化するもの。鈍色の青春を駆ける若者たちのリアリティ溢れる青春群像劇となり、清水康彦監督が“生きること”“愛すること”をエモーショナルに表現する。唯一無二の映像美で魅せる川上智之が、撮影監督を担当した。北村が“僕”役、中川がユウスケ役を演じ、松岡が菜穂役、古川が“私”役で共演。そのほか、水橋研二、莉子、三河悠冴、MEGUMI、金子ノブアキ、忍成修吾、相田翔子が顔を揃える。


学生時代に友だちだった“僕”とユウスケのもとに、友人の森が自殺したという報せが届く。就職はしたものの上司からすべてを否定され、「この社会で夢など見てはいけない」とSNSに想いをアップすることで何とか自分を保っていた“僕”と、毎日が楽しければそれでいいと刹那的に生きてきたユウスケ。森の死をきっかけに“生きること・愛すること”を見つめ直す2人に、“僕”の書き込みに共鳴し特別な自分になりたいと願う“私”と、ユウスケとの結婚がからっぽな心満たしてくれると信じる菜穂の時間が交錯していく。


場面写真は、“僕”、ユウスケ、菜穂、“私”の4人を中心とした10点。ユウスケから友人の死の報告を受け呆然とする“僕”の姿や、SNSの書き込みがきっかけで距離が近づく“僕”と“私”、“僕”とは対照的に刹那を生きるユウスケと、結婚こそ全てと信じる菜穂が見つめ合うシーンなどが切り取られている。いつもは楽観的なユウスケが見せるテレビ局員としての真剣な眼差しや、菜穂と“私”がバーで物思いにふける姿なども捉えられ、それぞれの不安や葛藤が入り混じった印象的なシーンを見ることができる。
「スクロール」は、2023年2月3日よりTOHOシネマズ日比谷ほかで全国公開。
(C)橋爪駿輝/講談社 (C)2023映画「スクロール」製作委員会
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