東出昌大、雨の中で号泣……西日本豪雨による土砂災害がテーマ「とべない風船」予告完成
2022年11月10日 15:00
甚大な自然災害によって、あるいは人間関係の小さな綻びによってもたらされる喪失を抱えながら、私たちはどのように生きていくのか――。西日本豪雨を間近で体験した広島出身の宮川博至監督(「テロルンとルンルン」)が、「ここ広島で生活しているからこそ、 豪雨災害をテーマに映画を作らなければならない」と決意。被災した人々の想像を絶する経験や言葉にならない思いを反映した物語を初長編作として作り上げた。東出のほか、三浦透子、小林薫、浅田美代子 原日出子らが出演している。
陽光あふれる瀬戸内海の小さな島。数年前の豪雨災害で妻子を失って以来、自ら孤立している漁師の憲二(東出)は、疎遠の父(小林)に会うために来島した元教師の凛子(三浦)に出会う。凛子もまた、夢だった仕事で挫折を味わい、進むべき道を見失っていた。最初は互いに心を閉ざしていた2人だが、あたたかくてお節介な島の人々に見守られ、少しずつ打ち解けていく。


予告編には、豪雨の中で泣く憲二、その姿を見つめる凛子の姿などが確認できる。黄色い風船をあげ続けている憲二も活写。その理由が気になる仕上がりとなっている。また、ポスターのコピーにもなっている憲二の心情「手を離したら、二度と戻らない幸せだった。」、また、凛子の心情「自分探しで見つけたかったのは、自信だった。」の言葉も映像に添えられている。
「とべない風船」は、12月1日より広島先行公開(広島・八丁座ほか県内5館にて順次)、23年1月6日より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷、アップリンク吉祥寺、MOVIX昭島ほか全国順次公開。
(C)buzzCrow Inc.
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

“ベスト主演映画”TOP5を発表!
【出演123本の中から、1位はどの作品?】そして最新作は、生きる力をくれる“集大成的一作”
提供:キノフィルムズ

ワン・バトル・アフター・アナザー
【個人的・下半期で最も観たい映画を実際に観たら…】期待ぶち抜けの異常な面白さでとんでもなかった
提供:ワーナー・ブラザース映画

96%高評価の“前代未聞の心理戦”
【スパイによる究極のスパイ狩り】目を逸らせない超一級サスペンス
提供:パルコ

映画.com編集長が推したい一本
【ただの映画ではない…】むしろ“最前列”で観るべき奇跡体験!この伝説を人生に刻め!
提供:ポニーキャニオン

酸素残量はわずか10分、生存確率0%…
【“地球で最も危険な仕事”の驚がくの実話】SNSで話題、極限状況を描いた超高評価作
提供:キノフィルムズ

めちゃくちゃ笑って、すっげぇ楽しかった超刺激作
【これ良かった】激チャラ大学生が襲いかかってきて、なぜか勝手に死んでいきます(涙)
提供:ライツキューブ

なんだこのかっこいい映画は…!?
「マトリックス」「アバター」など数々の傑作は、このシリーズがなければ生まれなかった――
提供:ディズニー

宝島
【超異例の「宝島」現象】こんなにも早く、心の底から“観てほしい”と感じた映画は初めてかもしれない。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント