おうちの中に映画館! 賃貸物件に「迫力満点のMYシアターROOM」が登場
2022年11月9日 15:00

もし自分の家の中に映画館があったら。そんな夢を叶えてくれるアパート「迫力満点のMYシアターROOM」(https://www.nissho-apn.co.jp/androom/06/)がついに登場した。手がけたのは愛知・岐阜・三重の三県で賃貸物件の仲介を行う株式会社ニッショー。
同社では、コロナ禍の影響でおうち時間が増えたことから、「ただ住むだけじゃない、何かが楽しめる部屋」をコンセプトにした「& room」という企画を2021年5月から進め、これまでにも「オトコの筋トレROOM」「おうちでキャンプROOM」「お庭で野菜づくりROOM」と趣味に特化した賃貸物件を開発してきた。「迫力満点のMYシアターROOM」はその第6弾にあたる。

この物件がSNSで大きな話題になっていることに対して、同社広報企画部広告宣伝課の服部光一朗氏は「会社のサイトのアクセスが急に伸びたので調べたところ、紹介して頂いたツイートがバズっていることに気付きました。この元ツイートが10月末時点でRTが2万、いいねも10万を超えていたので、ビックリしました」と語る。そのあと新聞やテレビの情報番組からも取材依頼が舞い込み「&room」の企画の中でダントツの反響となったことから内見の申込が殺到し、あまりのリアクションに一時募集中止になった。内見の際には「スター・ウォーズ」と「カサブランカ」をモデルとしてテスト上映し、「断然『スター・ウォーズ』の迫力が圧倒的でした。リラックスしているからか、没入感が凄いんですよ」と服部氏。

人気の理由としては「細かいところまでこだわった結果」と説明する。緑色の非常口の照明や足元を照らす客席誘導灯を設置。業界トップシェア会社の製品で実際の映画館で使われているシートを4脚に、米POLK AUDIOのスピーカーを設置、80インチのスクリーンにSONYのプロジェクターと、設備には200万円程度の予算がかかっているという。部屋は角部屋でひな壇形状になっており、左右と上に部屋がないため、周囲に対しても配慮されている。

これだけ反響があると他社に真似されないかと聞いてみると、「うちは創業50年、オーナーの皆さまとの歴史と信頼があるからこそ出来ること」と言う。単なるオーディオルームならまだしも、ここまでこだわった企画を実現させるには、物件オーナーの理解が欠かせない。同社が地元密着でやっているからこそ出来ることで、簡単に他社がアイデアを盗むことは難しいそうだ。

この部屋は多くの応募者の中から、すでに入居者が決まっている。「映画好きで見たこともない部屋に住みたい、というのがお客さんの決め手でした」ということで、まさに理想の部屋と言えるだろう。同社はこのシアタールームのフォーマットを横展開させたいと目論んでいる。「後付けの設備ではなく、ここまでの仕様変更は我々がリノベーションの段階からは入らなければ出来ないこと」とオーナーと共に取り組んでいる。なお、このシアタールームは今後、東海地方の物件にも登場するかもしれないとしている。
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