「A・RA・SHI」を熱唱! 公開1周年「嵐」ライブフィルム“声を出せる応援上映”レポート「夢の時間が戻ってきた」
2022年11月4日 14:00
2021年・実写映画興行収入第1位の大ヒットを記録した「嵐」初のライブフィルム「ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”」が、11月3日~12月1日の期間、全国203の劇場で公開1周年記念上映が開催されている。「嵐」デビュー日にあたる11月3日には、全国81の劇場で、同作“初”となる歓声・応援など声出しOKの「声を出せる応援上映」が行われた。
21年11月3日にドルビーシネマ先行、同11月26日に全国公開された本作は、ライブフィルムとして史上初となる国内興収第1位を獲得。また同時に国内アーティストのライブフィルムとしても歴代興収第1位に輝いている。さらに日本を越えて、世界各地域でも公開。22年3月22日、23日には全米135館、国内217館の劇場で日米同時イベント上映が開催された。大ヒットロングラン上映は続き、「嵐」の結成日であり、ジャパンプレミアからちょうど1年に当たる9月15日を含む9月9日~29日の期間には、全国234館の劇場で上映。うちわ、タオル、ペンライト、サイリウム、ハンドクラップ、振り付けOK(発声NG)の「無発声応援上映」が開催された。
「声を出せる応援上映」とは、声援、歓声OK、応援グッズ、サイリウムの持ち込み可能となった特別上映会。かけ声や名セリフを唱和、応答し、劇中の曲に合わせて盛り上がることができる映画鑑賞のスタイルだ。
東京・丸の内ピカデリー(千代田区)では、全3回の「声を出せる応援上映」を実施。チケットは完売、それぞれのグッズと想いを携えて集まったファンで、劇場は上映前から熱気に溢れていた。劇場内外で記念撮影を楽しみ、待ちに待った上映が始まると、客席は“ペンライトの海”に。1曲目の「感謝カンゲキ雨嵐」のイントロが流れるやいなや、これまでのさまざまな思いを振り払うように歓声が上がり、ライブ会場さながらの光景が劇場内に広がりました。
本編中盤のデビュー曲「A・RA・SHI」で、その興奮は最高潮に。デビュー日にデビュー曲をみんなで心を合わせて熱唱する。歓声を上げる。その喜びに涙を流すファンの姿も。
参加したファンは「臨場感があって体感的にもライブと一緒だった」「ファンのみんなと久しぶりに『嵐』コールが一緒にできて嬉しかった」「(観客のひとりとして)自分も一緒にライブを作っているみたいで楽しかった」と大満足の様子。
また「23年目の記念すべき日に声を出してライブと同じような感覚で映画を観られた」「コロナ前の夢の時間が戻ってきたようで鳥肌ものだった」といった声も聞かれ、閉塞感漂う日常に光が差し込み、ほんのすこし明るい未来が垣間見えたイベント上映、そして「嵐」23回目のデビュー日となった。
なお、1年間にわたるロングラン上映により、今回の記念上映期間中、動員151万人、累計興行収入50億円を突破する見通しだ。
フォトギャラリー
ARASHI Anniversary Tour 5×20 FILM “Record of Memories”
劇場公開日 2021年11月26日
上映時間 148分 (G)
評価・レビュー (88件)
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
関連コンテンツをチェック
シネマ映画.comで今すぐ見る
第86回アカデミー作品賞受賞作。南部の農園に売られた黒人ソロモン・ノーサップが12年間の壮絶な奴隷生活をつづった伝記を、「SHAME シェイム」で注目を集めたスティーブ・マックイーン監督が映画化した人間ドラマ。1841年、奴隷制度が廃止される前のニューヨーク州サラトガ。自由証明書で認められた自由黒人で、白人の友人も多くいた黒人バイオリニストのソロモンは、愛する家族とともに幸せな生活を送っていたが、ある白人の裏切りによって拉致され、奴隷としてニューオーリンズの地へ売られてしまう。狂信的な選民主義者のエップスら白人たちの容赦ない差別と暴力に苦しめられながらも、ソロモンは決して尊厳を失うことはなかった。やがて12年の歳月が流れたある日、ソロモンは奴隷制度撤廃を唱えるカナダ人労働者バスと出会う。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。
父親と2人で過ごした夏休みを、20年後、その時の父親と同じ年齢になった娘の視点からつづり、当時は知らなかった父親の新たな一面を見いだしていく姿を描いたヒューマンドラマ。 11歳の夏休み、思春期のソフィは、離れて暮らす31歳の父親カラムとともにトルコのひなびたリゾート地にやってきた。まぶしい太陽の下、カラムが入手したビデオカメラを互いに向け合い、2人は親密な時間を過ごす。20年後、当時のカラムと同じ年齢になったソフィは、その時に撮影した懐かしい映像を振り返り、大好きだった父との記憶をよみがえらてゆく。 テレビドラマ「ノーマル・ピープル」でブレイクしたポール・メスカルが愛情深くも繊細な父親カラムを演じ、第95回アカデミー主演男優賞にノミネート。ソフィ役はオーディションで選ばれた新人フランキー・コリオ。監督・脚本はこれが長編デビューとなる、スコットランド出身の新星シャーロット・ウェルズ。
ギリシャ・クレタ島のリゾート地を舞台に、10代の少女たちの友情や恋愛やセックスが絡み合う夏休みをいきいきと描いた青春ドラマ。 タラ、スカイ、エムの親友3人組は卒業旅行の締めくくりとして、パーティが盛んなクレタ島のリゾート地マリアへやって来る。3人の中で自分だけがバージンのタラはこの地で初体験を果たすべく焦りを募らせるが、スカイとエムはお節介な混乱を招いてばかり。バーやナイトクラブが立ち並ぶ雑踏を、酒に酔ってひとりさまようタラ。やがて彼女はホテルの隣室の青年たちと出会い、思い出に残る夏の日々への期待を抱くが……。 主人公タラ役に、ドラマ「ヴァンパイア・アカデミー」のミア・マッケンナ=ブルース。「SCRAPPER スクラッパー」などの作品で撮影監督として活躍してきたモリー・マニング・ウォーカーが長編初監督・脚本を手がけ、2023年・第76回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門グランプリをはじめ世界各地の映画祭で高く評価された。
「苦役列車」「まなみ100%」の脚本や「れいこいるか」などの監督作で知られるいまおかしんじ監督が、突然体が入れ替わってしまった男女を主人公に、セックスもジェンダーも超えた恋の形をユーモラスにつづった奇想天外なラブストーリー。 39歳の小説家・辺見たかしと24歳の美容師・横澤サトミは、街で衝突して一緒に階段から転げ落ちたことをきっかけに、体が入れ替わってしまう。お互いになりきってそれぞれの生活を送り始める2人だったが、たかしの妻・由莉奈には別の男の影があり、レズビアンのサトミは同棲中の真紀から男の恋人ができたことを理由に別れを告げられる。たかしとサトミはお互いの人生を好転させるため、周囲の人々を巻き込みながら奮闘を続けるが……。 小説家たかしを小出恵介、たかしと体が入れ替わってしまう美容師サトミをグラビアアイドルの風吹ケイ、たかしの妻・由莉奈を新藤まなみ、たかしとサトミを見守るゲイのバー店主を田中幸太朗が演じた。
文豪・谷崎潤一郎が同性愛や不倫に溺れる男女の破滅的な情愛を赤裸々につづった長編小説「卍」を、現代に舞台を置き換えて登場人物の性別を逆にするなど大胆なアレンジを加えて映画化。 画家になる夢を諦めきれず、サラリーマンを辞めて美術学校に通う園田。家庭では弁護士の妻・弥生が生計を支えていた。そんな中、園田は学校で見かけた美しい青年・光を目で追うようになり、デッサンのモデルとして自宅に招く。園田と光は自然に体を重ね、その後も逢瀬を繰り返していく。弥生からの誘いを断って光との情事に溺れる園田だったが、光には香織という婚約者がいることが発覚し……。 「クロガラス0」の中﨑絵梨奈が弥生役を体当たりで演じ、「ヘタな二人の恋の話」の鈴木志遠、「モダンかアナーキー」の門間航が共演。監督・脚本は「家政夫のミタゾノ」「孤独のグルメ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭。
奔放な美少女に翻弄される男の姿をつづった谷崎潤一郎の長編小説「痴人の愛」を、現代に舞台を置き換えて主人公ふたりの性別を逆転させるなど大胆なアレンジを加えて映画化。 教師のなおみは、捨て猫のように道端に座り込んでいた青年ゆずるを放っておくことができず、広い家に引っ越して一緒に暮らし始める。ゆずるとの間に体の関係はなく、なおみは彼の成長を見守るだけのはずだった。しかし、ゆずるの自由奔放な行動に振り回されるうちに、その蠱惑的な魅力の虜になっていき……。 2022年の映画「鍵」でも谷崎作品のヒロインを務めた桝田幸希が主人公なおみ、「ロストサマー」「ブルーイマジン」の林裕太がゆずるを演じ、「青春ジャック 止められるか、俺たちを2」の碧木愛莉、「きのう生まれたわけじゃない」の守屋文雄が共演。「家政夫のミタゾノ」などテレビドラマの演出を中心に手がけてきた宝来忠昭が監督・脚本を担当。