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鈴鹿央士は“さざ波”、飯豊まりえは“いい塩梅” 「夏へのトンネル、さよならの出口」声優2人の声の魅力とは

2022年11月1日 13:00

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田口智久監督が鈴鹿央士&飯豊まりえの起用理由を告白
田口智久監督が鈴鹿央士&飯豊まりえの起用理由を告白

第35回東京国際映画祭のジャパニーズ・アニメーション部門で10月31日、八目迷氏の小説を劇場アニメ化した「夏へのトンネル、さよならの出口」が上映され、田口智久監督が東京・TOHOシネマズシャンテでのトークショーに臨んだ。

本作は、最愛の妹を事故で亡くした高校生のカオル(CV:鈴鹿央士)と、ある悩みをもつ転校生の少女あんず(飯豊まりえ)が、中に入ると欲しいものが手に入ると言われる“ウラシマトンネル”らしき不思議なトンネルに入り、それぞれの願いをかなえようとする姿を描く。

司会を務めたアニメ評論家の藤津亮太氏に「主演声優の鈴鹿央士飯豊まりえのキャスティング理由」を問われた田口監督は、声優初挑戦だった鈴鹿のオーディションを振り返り「鈴鹿さんはリアルタイムで演技を作り上げていくような方で、その場で作られていくカオルが、原作にも近かったですし、自分たちが作ろうとしているアニメのイメージにも近かった」と告白。さらに、鈴鹿の声の魅力も説明した。

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「演技をしてもらった時、とにかく声がすごくよかったんです。ずっと聞いていられる。カオルがぼそぼそとしゃべるキャラクターなので、それを単にぼそぼそしゃべられても困るというか(笑)。でも鈴鹿さんは、演技の調子を微妙に変えて、さざ波というか、波のように細かく変えていって、カオルという人物を作り上げていて。すごくハマっていたなと思います」

一方、あんず役の飯豊は声優経験があり、田口監督は「一発目からうまかったです」と絶賛。そして「あんずはわりと棘のあるキャラクターなので、演じ方によっては嫌なキャラクターになってしまうところを、飯豊さんの声の感じ、演技の調子がそう感じさせない。いい塩梅にしてくれる。見る人を不快にさせないし、あんずのとがった部分をきっちり表現してくれる。バランス力と演技力が決め手になりました」と明かした。

また、藤津氏に「本映画祭のシンポジウムで『今回はなるべくセリフを少なくしたいと思った』というお話しをされていましたが、そこには絵に没入してもらって、絵で語りたいという思いがあるのでしょうか?」と聞かれた際には、「ここ数年、セリフを多くしようとか、セリフで全部を説明するのが良いのではないかという風潮がアニメ業界にもあって。いろんなメディアが台頭してきて、“ながら見”ができちゃうメディアもあって、そこではセリフが効果的なんだろうなと思います。でも、どこか純粋に映像というものが、少し力を失っているような気もするので、そこにもう少し踏み込んで作品を作れる機会がないかなと思っていました」と、アニメーション制作に対する思いを力説していた。

第35回東京国際映画祭は11月2日まで、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区で開催。

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