DCトップ就任のジェームズ・ガン監督にマーベル社長がエール
2022年10月31日 11:30
ジェームズ・ガン監督がDCコミック原作の映像作品を統括するDCスタジオ(旧DCフィルムズ)の共同会長および共同CEOに就任したことを受け、ライバルのマーベル・スタジオを率いるケビン・ファイギ社長がエールを送った。
ガン監督はこのほど、パートナーのピーター・サフランと共同で、ワーナー傘下DCスタジオのトップに就任。映画監督でありながら、DCコミック原作の映画、テレビ、アニメを統括する重責を担うことになった。
ガン監督は、マーベルの「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズで脚本と監督を担当。だが、過去の不適切なツイートを理由に、2020年公開で準備が進んでいた「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)」から降板。その際、米ワーナー・ブラザースからのラブコールを受けて、DCコミック原作の「ザ・スーサイド・スクワッド」のメガホンをとり、さらにスピンオフドラマ「ピースメイカー」を手がけた。
マーベル出身の映画監督がライバルのDCを率いることになったわけだが、米Deadlineが「ブラックパンサー ワカンダ・フォーエバー」のプレミアでファイギ社長を直撃。すると、「彼が手がけるものならなんでも真っ先に列に並ぶよ」とエールを送った。
ただし、ガン監督とマーベルとの関係が途絶えたわけではない。ディズニープラスでスピンオフ映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(原題)」が11月25日に世界配信。さらに、シリーズ完結編「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3(原題)」の全米公開を23年5月5日に控えている。
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