日活ロマンポルノ50周年「愛してる!」海外進出続々決定、高嶋政宏「トップレス水着で……」と大暴走
2022年10月1日 16:19

日活ロマンポルノ50周年を記念したプロジェクト「ROMAN PORNO NOW」の第2弾作品「愛してる!」(R-18指定)の公開記念舞台挨拶が10月1日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で行われ、白石晃士監督をはじめ、出演する川瀬知佐子、鳥之海凪紗、乙葉あい、ryuchell、高嶋政宏が登壇した。
SMラウンジのオーナーから女王様の素質があると見込まれスカウトされた地下アイドルのミサが、人気女王様との出会いを通して未知の快感に目覚め、アイドルとSMの世界双方で上を目指そうと決意をする。
メガホンをとった白石監督は「高嶋さんがお書きになった『変態紳士』の精神性を映像化した映画」と振り返り、「高嶋さんに出ていただければ、面白いなと思ったが、同時に大丈夫かなとも……」。一方の高嶋は「何気なく引き受けたエッセイ本が、こうして作品になるなんて、人生予想もつかないことが起こるんだな」と喜びを語るとともに、「実はですね、いろんな制作会社にドラマ化の企画を出していたんですけど、どこも内容が過激すぎてダメですと言われた」と知られざるエピソードも披露した。

それだけに、念願がかなった高嶋は上機嫌で、「皆さんのあえぎ声がナチュラル。演技も含めて、すごく研究したんだろうな」「脱ぐプロセスがめちゃくちゃ自然。最近は『ここで胸を出さないのは、おかしいだろ』と思う作品も多い」とステージ上でも暴走気味。本作が11月に開催される第42回ハワイ国際映画祭で上映されることが発表されると、「そしたら、出演者の皆さん、トップレス水着で……」と発言し、会場内を爆笑と困惑の渦に巻き込んでいた。
オーディションで主人公・ミサ役をつかんだ川瀬は、「ここまで、お芝居に対して真摯に向き合う機会は初めて。私は女優として生きていこうと思っています」と決意を新たにした。ハワイ国際映画祭に加えて、ヨーロッパでの上映も決定しており「日本人のパワフルな一面をお見せし、世界中の皆さんを元気にできれば」と抱負を語ると、白石監督は「僕も反応が楽しみ。みんなが役柄と向き合い、裸をさらして頑張ってくれたので、その頑張りに見合う作品にしなければという責任もあった。彼女たちの輝きが映った映画」と自信を示していた。
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