川村元気、日本人として初の最優秀監督賞! サン・セバスティアン国際映画祭で快挙
2022年9月25日 13:52

スペインで開催されていた第70回サン・セバスティアン国際映画祭の授賞式が9月24日(現地時間)に行われ、オフィシャル・コンペティション部門に選出されていた「百花」の川村元気監督が、日本人としては初めて最優秀監督賞を受賞した。
今作は、川村監督の祖母が認知症になったことをきっかけに人間の記憶の謎に挑んだ自著「百花」を、菅田将暉と原田美枝子主演で映画化したもの。同20日(現地時間)に公式上映が行われ、鑑賞に訪れた多くの観客が川村監督と原田を見送ろうと、会場ロビーに残ったことは大きな話題になった。

授賞式に参加した川村監督は、「初監督作品を評価してくれた、サン・セバスティアン映画祭に心より感謝したいと思います。初監督作品ですし、良いニュースもないだろうとサン・セバスティアンを離れ、ビルバオに行って、グッゲンハイム美術館を見て、呑気に生ハムを食べていたら電話がかかってきて、息が止まりそうになりました」と喜びを明かす。そして、「この受賞はひとえに、主演の菅田将暉くんと原田美枝子さんの素晴らしいパフォーマンスのおかげだと思っています。彼らの演技が言語を超えて伝わったのだと確信しています。そして初めての挑戦に力を貸してくれた、すべての素晴らしいスタッフ、キャストに感謝したいと思います」と胸中を語った。
川村監督、菅田、原田のコメント全文は以下の通り。
初監督作品を評価してくれた、サンセバスチャン映画祭に心より感謝したいと思います。
初監督作品ですし、良いニュースもないだろうとサン・セバスティアンを離れ、ビルバオに行って、グッゲンハイム美術館を見て、呑気に生ハムを食べていたら電話がかかってきて、息が止まりそうになりました。
この受賞はひとえに主演の菅田将暉くんと、原田美枝子さんの素晴らしいパフォーマンスのおかげだと思っています。彼らの演技が言語を超えて伝わったのだと確信しています。そして初めての挑戦に力を貸してくれた、すべての素晴らしいスタッフ、キャストに感謝したいと思います。
映画「百花」最優秀監督賞受賞! 川村元気監督から受賞の報告と共に、あまりしないであろうおどけたポーズの写真が送られてきました。朝イチに嬉しいご褒美。現場の高揚感が伝わってきて、胸の中が熱気でパンパンです。何より監督の熱意が伝わったことがとても嬉しく、同時に少し安心しました。場所が違えど、ヒトである以上感じるものは変わらない証明のように思います。この瞬間を忘れずに生きたいですね。感謝です。
元気さんおめでとうございます!
おめでとうございます。
カッコいいです! 凄いです! 初監督作品で最優秀監督賞を受賞するなんて!
撮影中に、「川村監督は、私が考えているよりも、ずっと深くて大きな世界を持っている」と、感じた事が形になって現れたようです。
これから、世界中の人が作品を楽しみにする監督になるでしょう!
一緒に仕事を出来たこと、誇りに思います!
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