柄本佑が監督を務めた短編集「ippo」23年1月7日公開 加瀬亮、宇野祥平、渋川清彦、柄本時生、加藤一浩、高良健吾出演
2022年9月22日 15:00

柄本佑が監督を務め、劇作家・脚本家の加藤一浩の演劇戯曲3本を映画化した短編集「ippo」が、2023年1月7日に公開されることがわかった。加瀬亮、宇野祥平、渋川清彦、柄本時生、加藤、高良健吾が参加している。
俳優として活躍するかたわら、短編映画を自主制作し、21年には「アクターズ・ショート・フィルム」で短編「夜明け」(主演:森山直太朗)を手がけた柄本佑監督。「ippo」は、柄本佑監督が17年~22年に撮影した短編3本をまとめた作品だ。劇団「東京乾電池」に所属し、ユニット「曖昧なカンパニー」を主宰し、柄本佑監督の旧知の仲でもある加藤が脚本を担った。柄本佑監督は、以下の通りコメントを寄せている。
「映画が好きで、小学校の卒業文集に将来の夢『映画監督』と書きました。文中にはフェリーニの『道』が世界一面白い映画だと書き、文末には『誰もが感動して泣ける映画が撮りたいです』と、なんともアホな事を明言してました。そんな彼が映画を撮りました。タイトルは『ippo』といいます。この映画を実現に導いて下さった関係者の方々に本当に感謝です。そしてまだまだ撮りたいものが沢山あるので関わったからにはもう逃がしませんよ、とだけお伝えしておきます。では『誰もが感動して泣ける映画』をどうぞ」


短編3本は全て、男ふたりの物語。「ムーンライト下落合」で久々に再会する友人ふたりに加瀬と宇野、「約束」の兄弟に渋川と柄本時生、「フランスにいる」の画家とそのモデルに加藤と高良を配した。柄本佑の主演作「きみの鳥はうたえる」の四宮秀俊が、全編の撮影を担当。「ムーンライト下落合」では、「きみの鳥はうたえる」の三宅唱と、俳優、映画監督の森岡龍が助監督として参加している。
「ippo」は、23年1月7日から東京・渋谷のユーロスペースで公開される。各作品のあらすじは、以下の通り。


肌寒さを感じる、ある春の深夜。東京・下落合にある長田(加瀬)のアパートに、友人の三上(宇野)が泊まりにきている。久しぶりに再会し、眠れぬ夜を過ごすふたりは、互いの“いま”を探り合うように会話を続ける。


梅雨どきのある日。昔ながらの団地の一角の広場に、ふたりの兄弟がいる。スーツ姿の兄(渋川)と作業着姿の弟(柄本時生)。ふたりはどうやらお金に困っている様子で……。


フランスの、ある田舎町。ひとり旅をする日本人の男(高良)と、同じく日本人の画家(加藤)。画家はいままさに、自分のアトリエで男の肖像画を描こうとしている。全編iPhoneで撮影された。
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