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吉本ばなな「N・P」を実写映画化 10月公開

2022年9月20日 18:00

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自殺した小説家とその子どもたちをめぐる特異な愛の物語
自殺した小説家とその子どもたちをめぐる特異な愛の物語
(C)2020 Escautville "N.P"

吉本ばななの長編小説を、ベルギーを拠点とする映像作家リサ・スピリアールトが実写映画化した「N・P」の劇場公開が決定した。10月8日から金沢・シネモンド、富山・ほとり座にて撮影地先行公開、その後、10月15日よりシアター・イメージフォーラムで公開される。

映画「N・P」は、自殺した小説家と子どもたちをめぐる愛の物語が字幕とともに語られる現代の“サイレント映画”。ある夏の日本を舞台に、謎めいた故・高瀬皿男の小説「N・P」に魅了された4人の若者が、その1冊の本によって結びつけられてゆく様子が描き出される。スピリアールト監督は10代の頃に初めて原作小説を読み魅了され、たった一人で2015年に企画を立ち上げ、2017年に撮影、その後、慎重に編集・サウンドデザイン作業を重ね、約5年の歳月をかけ映画を完成させた。本作が初の長編映画監督作となる。

物語は「N・P」という一冊の本から始まる。著者の高瀬皿男は48歳で自殺を遂げていた。97の短編からなるその小説に、未収録の98話目の存在が明かされる。その 98 話に描かれていたのは、実の娘に恋する男の話――。それを翻訳していた庄司もまた、自ら命を絶ってしまう。

N.P」という一冊の本に魅了された若者たちを演じるのは、ベルギーを拠点に映像、アニメーション、壁画、陶芸など多岐にわたる表現メディアで活動するアーティストのクララ・スピリアールト監督本人、日本のコンテンポラリーダンスシーンで数々の受賞歴を持つ新進気鋭の振付家・ダンサーの川村美紀子、その他ヴァン=デ=ステーネ・サールチェ、宮村周志らが出演し、自殺した小説家とその子供たちをめぐる特異な愛の物語が、鮮烈な夏の光の中で描かれていく。

本作は状況音とノイズミュージックをバックにセリフが字幕で表示される独自のスタイルが貫かれており、その実験精神にあふれる表現が評価され、第31回マルセイユ国際映画祭 国際コンペティション部門をはじめとする、世界各国の映画祭で上映された。

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