マンガ大賞2021グランプリ「葬送のフリーレン」アニメ化決定 エルフの魔法使いが「人を知る」旅路描く
2022年9月18日 07:00

「週刊少年サンデー」(小学館刊)で連載中のファンタジー漫画「葬送のフリーレン」のアニメ化が決定した。制作スタジオ、スタッフ、キャストなどの情報は後日発表される。
2020年4月に連載を開始した山田鐘人氏(作)とアベツカサ氏(画)による同作は、21年に「マンガ大賞2021」で大賞、「第25回手塚治虫文化賞」で新生賞を受賞した話題作。9月15日発売の最新第9巻で累計発行部数720万を突破する。
かつて勇者ヒンメルとともに魔王を打ち倒したエルフの魔法使いフリーレンは、約50年後にヒンメルと再会を果たす。しかし、1000年以上を生きるエルフと人間の寿命の違いから、フリーレンは50年前と同じ姿のまま、一方のヒンメルは老いて死を迎えようとしていた。そんなヒンメルの姿を目の当たりにして、これまで「人を知る」ことをしてこなかった己を悔いたフリーレンは、さまざまな人々と出会う旅に出る。
アニメ化発表とともに公開されたビジュアルには、輝く月をバックに、何かを見据えて杖を構える主人公・フリーレンの神秘的な姿が描かれている。
以下に、アニメ化にあたって原作者から寄せられたコメントを掲載する。
読者の皆様と、作画のアベツカサ先生のおかげでアニメ化することができました。
とても感謝しております。
アニメの制作現場でお話を聞いたり、設定画を毎回送っていただいたりして、制作陣の皆さまの熱意に驚かされています。
フリーレンについて、いろいろと考えてくれていることもとてもうれしいです。
アニメで動くフリーレンたちを楽しみにしています。
これを励みに、より良い作品を紡いでいけるように頑張ります!
「葬送のフリーレン」がアニメになります! 夢のようです。
いつも応援してくださる読者のみなさん、本当にありがとうございます。
そして原作の山田先生と、この作品に関わるすべての人に感謝を。
彼らが動き出すのをワクワクしながら楽しみに待っています。
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