永野芽郁、親友役を演じた奈緒と涙腺崩壊 「マイ・ブロークン・マリコ」インタビュー映像
2022年8月21日 22:00

永野芽郁が、タナダユキ監督が平庫ワカ氏の人気コミックを映画化する主演作「マイ・ブロークン・マリコ」について語るインタビュー映像がお披露目。NHK連続テレビ小説「半分、青い。」(2018)に続き、2度目の親友役を務めた奈緒と完成作を鑑賞した際に、奈緒の涙を見て、自身も涙腺崩壊したというエピソードを語っている。
原作は、2019年にオンラインコミック「COMIC BRIDGE」で連載され、20年に発売された単行本(全1巻)は即重版が決まるなど、熱狂的なファンを生み出した。映画版では、永野が鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨ、奈緒が親友・イカガワマリコを体現。窪田正孝がシイノと旅先で出会うマキオ、尾美としのりがマリコに理不尽な暴力を奮い、苦しめてきた実父、吉田羊が父の後妻・タムラキョウコを演じた。カナダ・モントリオールで行われた第26回ファンタジア国際映画祭で、最優秀脚本賞を受賞した。
物語は、鬱屈した日々を送るOL・シイノトモヨが、テレビのニュースで親友・イカガワマリコの死を知ることから始まる。学生時代から父に虐待を受けていたマリコの魂を救うため、シイノは遺骨を奪うことを決心。「刺し違えたってマリコの遺骨はあたしが連れて行く!」と誓い、マリコの実家から遺骨を強奪したシイノは、そのまま旅に出ることに。マリコの遺骨を抱き、彼女との思い出を胸に、シイノが向かった先は――。

インタビュー映像では、永野がオファーを受けたときの心境や役づくりを振り返り、さらには「シイノ役を演じて」「完成した映画を見て」「映画公開に向けて」など、さまざまな思いを明かしている。原作に惚れ込んだという永野は、オファーを受け、「めっちゃやりたいけど、めっちゃやりたくない」という“初めての感覚”になったという。さらに、演じるシイノに近付くため、「クランクインする3、4カ月前から喫煙者になりました」と告白。「(原作でシイノが履き潰している)マーチンを常に履いて過ごしました」など、撮影前からの徹底した役づくりを語った。
さらに永野は、「初めて、これが“違う人になる”。“なりきる”じゃなくて“なる”ってことなんだというのを体感した」「やってるときから、いま自分じゃないんだな、永野芽郁としてここにいないんだなというのを感じたのが初めてで、熱すぎてクラクラしました」と、役が憑依したかのようだったという撮影を振り返る。

完成した作品を、奈緒の隣で見たという永野。「マリコなのか奈緒ちゃんなのかが、横でずっと泣いているから、すごく不思議な気持ちで」といい、鑑賞中は涙を堪えていたようだが、鑑賞後は「奈緒ちゃんの顔を見たら、涙でグシャグシャで、それ見た瞬間、私は涙腺崩壊しましたね」と明かす。最後に「気づけば前向きに背中を押してくれるような、気づいたら救ってくれるような作品」と、物語の魅力を紐解いた。
「マイ・ブロークン・マリコ」は、9月30日から東京・TOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開される。
(C)2022映画「マイ・ブロークン・マリコ」製作委員会
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