出稼ぎダンス旅の裏にあった危険な罠とは? 148の連続ツイートから生まれた「Zola ゾラ」予告編
2022年7月27日 12:00

米デトロイト在住の女性によるTwitterへの計148の連続投稿と、その物語をフィーチャーしたローリングストーン誌の記事を、気鋭の映画スタジオ・A24が映画化した「Zola ゾラ」の予告編がお披露目。友人から誘われたフロリダへの出稼ぎ旅が、危険でスリリングな旅路へと変ぼうするさまが切り取られている。
企画の始まりは、2015年にアザイア“ゾラ”キングが自身の実体験をTwitterに投稿した、スリリングな計148のツイート。映画版では「マ・レイニーのブラックボトム」のテイラー・ペイジが主人公ゾラ、エルビス・プレスリーの孫で、「マッドマックス 怒りのデス・ロード」のライリー・キーオが、ゾラと意気投合し、旅へと誘うステファニを演じた。人気ブランド「miu miu」の女性監督シリーズに抜てきされたジャニクザ・ブラボーがメガホンをとり、友情とバイオレンス、SNSと現実が交差する、いまという時代を映したオフビートな青春を描く。
予告編は、ウエイトレス兼ストリッパーのゾラが、ステファニから「一晩で5000ドルも稼げる」と、フロリダへの出稼ぎダンス旅に導かれるシーンで始まる。唐突な話に戸惑いながらも、おいしい話の誘惑に抗えず、行くことを決断するゾラ。しかし旅には、いかにも堅気ではない男Xと、ステファニの気弱な彼氏デレクも同行し、最初はノリノリだった一行に、不穏な雰囲気が漂い始める。
さらに、魅力的に思われたステファニは暴走し始め、Xも真の正体を現わしていく。予想外の事態に巻き込まれたゾラは、「あんたの頭ブッ壊れてる!」とステファニを責めるが、全く悪びれずに「悪いことしてないし」と言い放つステファニ。甘い話の裏にあった罠に気付いたゾラは、知恵をめぐらせ、絶体絶命の事態から逃れることはできるのか――悪夢的な出来事が連続する映像に仕上がった。
「Zola ゾラ」は8月26日から、東京の新宿ピカデリー、渋谷パルコ8F ホワイト シネクイントほか全国で公開される。R18+指定。
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