HBO Max、ヨーロッパのオリジナルコンテンツ制作を中止
2022年7月10日 12:00

ワーナー・ブラザース・ディスカバリーが、傘下の動画配信サービスHBO Maxの戦略変更を行ったと、米バラエティが報じている。
同社は、HBO Max向けの北欧と中央ヨーロッパ、オランダ、トルコにおけるオリジナルコンテンツの制作を中止。制作途中のものは継続されるものの、他のプラットフォームに販売される公算が高いという。なお、スペインとフランスは例外で、今後もHBO Max向けにオリジナルコンテンツを制作する。
ワーナーメディアが米メディア企業のディスカバリーと統合し、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとして4月11日に取引を開始して以来、同社の株価は下降しており、時価総額が約342億9000万ドルなのに対して、約550億ドルの債務を負っている。
ヒットメーカー、J・J・エイブラムス監督が企画・制作総指揮を手がけるテレビドラマ「Demimonde(原題)」も巨額の制作コストを嫌って放出しており、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーのコスト削減は今後も続きそうだ。
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