没後25年、“世界で最も愛されたプリンセス”の真実と熱狂 「プリンセス・ダイアナ」センセーショナルな予告
2022年6月16日 06:00

ダイアナ元英皇太子妃の世界初となる劇場版ドキュメンタリー「プリンセス・ダイアナ」の予告編がお披露目。ダイアナ妃の幸せいっぱいの新婚の日々から、パパラッチに追われ彼女の顔から次第に笑顔が消えていく様子まで、“世界で最も愛されたプリンセス”の真実が生々しく、センセーショナルに切り取られている。
スペンサー伯爵家の令嬢として誕生し、その後チャールズ皇太子と20歳で結婚したダイアナ妃。彼女は世界中でダイアナフィーバーを巻き起こし、日本でも人気を集めた。ふたりの息子を育てるかたわら、人道支援活動に情熱を注いだ。しかし1997年8月31日、交通事故で亡くなり、36歳という短い生涯を終えた。
ダイアナ妃の没後25年となる2022年に公開される本作では、81年にチャールズ皇太子と婚約する数週間前から、世界中が悲しみに暮れた突然の死までの16年間が、当時のニュース番組の映像やホームビデオなど、あらゆるアーカイブ映像をつなぎ合わせて語られる。歴史に残る結婚式、子どもが生まれた日、離婚にまつわるスキャンダル、エイズの子どもを抱きあげる姿、彼女が亡くなった日、世界中で25億人が見たという葬儀――さまざまな出来事を通して、ダイアナ妃の生涯を振り返る。「Black Sheep(原題)」が第91回アカデミー賞の短編ドキュメンタリー賞にノミネートされ、「本当の僕を教えて」を手がけたエド・パーキンズが監督を務めた。
予告編は、ダイアナ妃の葬儀に参列したある男性の「マスコミが殺した」という痛烈な一言で始まり、世界で最も愛されたはずの彼女が、その愛によって傷つけられていくさまが映し出される。「注目される立場を割り切らないと正気を失うよ」と、皇室の人間として生きるための心構えを説くチャールズ皇太子。「彼女の日常を全部知りたいの」と欲望を語る大衆。「望んでいるのは読者だ」と訴えるメディア。ダイアナ妃をつけ狙い、世界的に有名になったパパラッチという存在。執拗にカメラに追われ、「やり方がひどいわ」とカメラのレンズを手で覆うダイアナ妃も活写される。第三者視点から、ダイアナ妃の波乱に満ちた人生の断片、彼女がもたらした異常な熱狂の秘密が暴かれていく。映像は、「彼女を本当に“殺した”のは誰?」という衝撃的な言葉で幕を閉じる。
さらに、本作と同じくダイアナ妃を題材にした映画「スペンサー ダイアナの決意」も、今秋に公開。クリステン・スチュワートがダイアナ妃を演じ、第79回ゴールデングローブ賞の最優秀主演女優賞(ドラマ部門)、第94回アカデミー賞の主演女優賞にノミネートされた。91年のクリスマス、ダイアナ妃とチャールズ皇太子の夫婦関係は既に冷え切っていた。不倫や離婚の噂が飛び交うなか、王族が集まったエリザベス女王の私邸サンドリンガム・ハウスで、追いつめられたダイアナは、今後の人生を決める一大決心をする。
「プリンセス・ダイアナ」は、9月30日に東京のTOHOシネマズシャンテ、Bunkamuraル・シネマほか全国公開。
(C)Kent Gavin
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