長澤まさみ「シン・ウルトラマン」で巨大化! 迫力シーンも舞台裏は「ひとりで地味に」
2022年5月25日 13:21
庵野秀明が企画・脚本を手がけ、国民的特撮ヒーローの新たな誕生と戦いを描いた映画「シン・ウルトラマン」の大ヒット御礼舞台挨拶が5月25日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われ、ウルトラマンになる男・神永新二を演じた主演の斎藤工、共演する長澤まさみ、西島秀俊、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、山本耕史、メガホンをとった樋口真嗣が出席した。
映画は5月13日に全国401館(IMAX39館含む)で封切り。24日までの公開12日間で観客動員143万人、興行収入21.6億円を突破する“ウルトラ”大ヒットを記録しており、斎藤は「反響はすごいものがありますね。普段ならメールの連絡で済ませる方から、直接電話をいただくことも。興奮を共有したいのかなと。童心に帰る人たちが周りに増えている」と喜びの声。「今の時代こそ、ウルトラマンという概念が必要。円谷(英二)さんのメッセージが、かつて子どもだった皆さん、これから未来を築く子どもたちに映画体験として届くことを願っております」とさらなる飛躍に期待を寄せた。
この日は、長澤演じる分析官・浅見弘子が劇中で“巨大化”することが情報解禁され、長澤本人も「今日、やっとお話できる」と安どの表情。「映画を見た皆さんからも『面白かった』って言われますね」と周囲の反響を明かし、「撮影はグリーンバックで、ひとりで地味に(笑)。監督から『もうちょっと足をあげて』とか、倒れるときも『動かないで倒れて』と指示があって、大変だなと思いながら」と迫力シーンの舞台裏を振り返っていた。
山本は本作の舞台挨拶に初登場。独特の話し方と異様な存在感で話題を集める外星人・メフィラスを演じており、「気をつけたのは、余計な動きはしないということ。しゃべるときも、手を動かしたり、息をしたりしないよう意識した」と役作りを語った。今後、配布される予定の入場者特典についても触れ「どうやら、メフィラス関連の何かが準備されるらしいですよ。個人的には、メフィラスの“あれ”だとうれしいですけど」と不敵な笑みを浮かべていた。
「禍威獣(カイジュウ)」と呼ばれる謎の巨大生物が次々と現れ、その存在が日常になった現代日本を舞台に、生誕55周年を迎えた特撮ヒーロー「ウルトラマン」の新たな誕生と戦いを描く。米津玄師が映画のために、主題歌「M八七」(エムハチジュウナナ)を書き下ろした。
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