永野芽郁、雑草魂の若きCEOに! 「ユニコーンに乗って」でTBSドラマ初主演
2022年5月17日 06:00
俳優の永野芽郁が、TBSの7月期・火曜ドラマ枠で放送される「ユニコーンに乗って」に主演し、スタートアップ企業の若きCEO・成川佐奈に扮することが明らかになった。永野にとって同局のドラマに主演するのは初めてで、民放GP帯ドラマでは初の単独主演となる。
永野が演じる佐奈は、自ら起業した教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」のCEOを務める26歳。貧しい家庭に育ち、満足できる教育環境に身を置けず、学校に馴染めなかった過去をバネに高卒から独学で勉強し、会社創設を実現させた雑草魂を持つという役どころだ。
スタートアップ企業とは、誰も考えつかないアイデアで市場を開拓し、短期間で急成長する企業を指す。何よりも仕事最優先で会社の業績を伸ばしてきた佐奈だが、人に頼ったり甘えたりすることが苦手で、恋愛と両立できるほど器用ではない。そんな佐奈のもとへ、おじさんサラリーマン・小鳥智志(ことり・さとし)が中途採用で入社し部下になったことがきっかけとなり、仕事や恋が一変していく。
子役時代から数多くの作品に出演してきた永野は、NHK連続テレビ小説「半分、青い。」でヒロインを演じ、第27回橋田賞新人賞に輝いた。その後も映画、ドラマに精力的に出演し続け、「そして、バトンは渡された」で第45回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。さらに、「地獄の花園」では第46回報知映画賞主演女優賞、第64回ブルーリボン賞主演女優賞を戴冠している。そんな永野が、若きCEOをどのように体現するのかに注目が集まる。
脚本を手掛ける大北はるかは、「ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~」や「Night Doctor」などで知られている。今回はオリジナル作品として脚本を執筆し、同局の火曜ドラマにこれまでとは一味異なる新風を吹かせる。
同局によれば今後、毎週火曜日に今作の新情報を発表していくという。次週24日には、佐奈に大きな影響を与えるおじさんサラリーマンの小鳥役、長年にわたり佐奈に想いを寄せるビジネスパートナーの須崎功役のキャストを発表する。
主演・永野と脚本の大北のコメント全文、ストーリーは以下の通り。
火曜夜10時枠のドラマは、私自身も一視聴者として楽しみにしているドラマ枠だったのでうれしかったですし、何より個性豊かなキャストの皆様と共にこのドラマをお届けできることをうれしく思います。
私が演じる成川佐奈は、自分の経験から目標を定め、実現させるためにひたむきに努力を続ける人です。
初めて台本を読んだ時の印象も「エネルギッシュな人だな」でした(笑)。
私自身も佐奈という役にパワーを貰いながらこの夏を一緒に過ごしたいと思います。
仕事に恋に真っ直ぐ生きる大人の青春物語です。
『ユニコーンに乗って』お楽しみに!
脚本を執筆するにあたり、多くのスタートアップ企業に取材をさせていただきました。「ビジネスで社会をよくしたい」そんな夢を抱き、変化や失敗を恐れずに起業する方々がいることに感銘を受けました。
本作の主人公・佐奈も、「ITの力で教育格差をなくしたい」という大きな夢に向かって起業します。
感情豊かで親近感のある新しいCEO像の佐奈を、表現力豊かな永野芽郁さんがどう演じてくださるのか楽しみです。佐奈の夢を支えようと集まった仲間たちとの絆や複雑な恋模様も描いていきます。彼らの奮闘を通して、勇気と癒しと胸キュンをお届けします。
成川佐奈(永野)は23歳で起業した、教育系アプリを手掛けるスタートアップ企業「ドリームポニー」のCEO。立ち上げ当初こそ急激に成長したものの、次なるサービスの展開が打ち出せず設立から3年目を迎え、売上・技術ともに行き詰まる毎日に焦っていた。私生活でも仕事を最優先にしており、共同創設者・須崎功の思いにも全く気付いていない。
そんな彼女のもとに、中年サラリーマン・小鳥智志が転職してくる。ひと回りも年が離れた小鳥の存在が、佐奈と周囲を大きく変えていく。最初は小鳥を疎ましく思う佐奈だが、豊富な経験からくるアドバイスや生き方に感化され、親しみを持つように。一方、功も小鳥の出現により長年胸に秘めていた佐奈への思いが抑えきれなくなり、チームのバランスが崩れる危機に……。
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