“カルト”を信じ孤島で生活する2人の男と1人の女 磯村勇斗主演「ビリーバーズ」予告&主題歌&追加キャスト発表
2022年5月11日 12:00
あわせて、主題歌が音楽担当の曽我部恵一による書き下ろし「ぼくらの歌」に決定。さらに「第三本部長」役に毎熊克哉、カルト団体の主宰者「先生」役として原作者の山本直樹が出演していることも発表された。
とある孤島で生活をする二人の男と一人の女。ニコニコ人生センターという宗教的な団体に所属している3人は、オペレーター、副議長、議長と互いに呼び合い、共同生活を送っていた。それは俗世の汚れを浄化するため、メールで送られてくる不可解な指令“孤島のプログラム”を実行し、“安住の地”へ出発するための修行だった。主人公・オペレーターを磯村、副議長役をオーディションで抜擢された新人・北村優衣、議長役を宇野祥平が演じる。予告編では、前半の長閑な孤島生活から一転、後半はカオスな世界に突入する本作の世界観を、曽我部が作り出す不穏かつ繊細なサウンドトラックが盛り上げる。7月8日からテアトル新宿ほか全国順次公開。
■曽我部恵一(音楽担当)
山本直樹×城定秀夫。透明なエロスとタナトスが真っ赤に爆発するに決まっている。そんな映画に音楽をつけろと。強大な思想に幻惑され、絡め取られていく個人の純情。自分の何かが間違いを、バグを起こすような方向に行け行けと、自らを鼓舞しながら音楽を作った。
それで、ぼくの中のエロスとタナトスも、この夏のなかで少しは解放されたようです。
とんでもない問題作がこの世に!
生まれ出て。ほっぽり出されて。どうやって生きていこうかと路頭に迷い。何かを信じてしがみつき。
騙されて。交差して。またひとりぼっち。
でもまた信じたい。努力しなければ。
僕は第三本部長という役を演じました。この映画には希望があるはず!お楽しみに。
人生初弾着、初血糊という貴重な経験をさせていただきました。個人的にはこっ恥ずかしい限りですが、楽しんでいただけたら幸いです。原作者として自分が20数年前に書いたセリフを面白がり、感銘を受け、笑えたというのは、城定監督と役者陣の素晴らしさによるものなのでしょう。
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