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“国境の島”与那国島を映した映画2本が公開 「ばちらぬん」「ヨナグニ 旅立ちの島」監督に聞く

2022年5月7日 09:00

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(右)「ばちらぬん」東盛あいか監督、「ヨナグニ 旅立ちの島」ビットーリオ・モルタロッティ、アヌシュ・ハムゼヒアン監督
(右)「ばちらぬん」東盛あいか監督、「ヨナグニ 旅立ちの島」ビットーリオ・モルタロッティ、アヌシュ・ハムゼヒアン監督

日本最西端の国境の島・与那国島を舞台とした映画2作を上映する特集「国境の島にいきる」が東京・K's cinemaほかでスタートした。

ラインナップは2021年「ぴあフィルムフェスティバル」(PFF)グランプリ受賞作で、与那国島出身の東盛あいか監督が、島で撮影したドキュメンタリーにフィクションを交え、自然や文化を詩情豊かに描く「ばちらぬん」、2人のイタリア人映像作家が与那国の言葉を軸に、進学で島を離れる中学生たちを捉えたドキュメンタリー「ヨナグニ 旅立ちの島」の2作品だ。東盛監督、アヌシュ・ハムゼヒアンビットーリオ・モルタロッティ監督が互いの作品について語った。

「ばちらぬん」
「ばちらぬん」
――「ばちらぬん」は東盛監督の卒業制作作品でもありますが、時代の流れで変わりゆく与那国の風景や文化を映像で残したいという思いがまずあり、映画監督を目指されたのでしょうか?
東盛:私は15歳まで与那国で育ちましたが、島に映画館もありませんでしたし、それまで映画に触れる機会がなかったんです。映画をよく見るようになったのは与那国を出て石垣島の高校に進学してからです。それで映画が好きになり、当初は監督ではなく、俳優を目指しました。大学は京都造形芸術大学映画学科俳優コース卒業です。俳優になることに主軸を置いて映画学科を選んだのですが、4年間、映画を演技だけではなく様々な方面から映画を学ぶ中で、だんだん与那国で映画を撮りたいという思いが強くなり、卒業制作として取り掛かりました。
「ばちらぬん」
「ばちらぬん」
――与那国を題材にされていますが、現実と虚構、不思議な時間軸、そして風景の切り取り方に魅了されました。純粋なドキュメンタリーではなく、フィクションの要素も入れた作品に仕上げた理由を教えてください。
東盛:当初の企画は、仲間たちと共に島に渡り、与那国島オールロケで長編劇映画を撮るというものでした。でもコロナ禍となって、その企画では撮れなくなってしまって。一から企画を練り直さなければならない状況になりました。すぐに気持ちも切り替えられなかったので、撮るのを諦めようかと思うほど落ち込みましたが、じっとしていても映画は始まらないので、私一人でカメラを持って、島の先輩たちに話を聞いたり、写真や映像を撮って、京都にいる仲間たちに共有していきました。

外出制限のあったあの頃、誰もが人と人との繋がりを強く求めた時期だったと思います。私も京都にいる仲間たちと繋がりたい、会いたい思いが強くあったので、映像の中だったら仲間達と繋がることができるし、場所にとらわれずに一つの作品を作ることができるんじゃないかと考えて、与那国と京都で、ドキュメンタリーとフィクションを掛け合わせてみようと思いました。フィクションパートを入れることで、ドキュメンタリーだけではなく、「ばちらぬん」を見た人それぞれの空想が広がっていくような、与那国だけじゃない場所や過去の記憶を刺激するような映画にできるのではと考えました。

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――「ヨナグニ 旅立ちの島」では、イタリア出身のおふたりがなぜ与那国島を題材にドキュメンタリーを撮られたのでしょうか?
ハムゼヒアン:私たちはこれまでに日本を題材にした作品を2本作っています。一つは東北の岩手県が舞台で、震災後の地域の復興を映したもの、もう一つは和歌山県の白浜に住む研究者についての作品です。これまでの仕事で日本の方たちとの人間関係もでき、その後も私たちは日本という国をもっと知りたくなり、そして消えつつある少数言語が与那国にあること知り、今作に取り掛かりました。

与那国では「どぅなん」という言葉が今でも若干話されているということを知り、2018年にリサーチを始めました。その時に、私達を助けてくれたのがパトリック・ハインリッヒさんというドイツ人の言語学者で、何年も「どぅなん」の研究をされている人です。私は与那国を訪れ、言葉と共にほかの文化的な側面、例えば信仰なども消えつつあるように感じました。

モルタロッティ:最初は個人的な理由で日本に来たのですが、その時には3本も映画を撮ることになるなんて考えもしませんでした。ただ、一つの仕事をすると、その次の仕事のきっかけができ、そこからまた何かが生まれる――というように繋がっていきます。だからこそ映画の世界は素晴らしく、もともとなにかをこうしたいと計画したのではなく、恋に落ちたようなものなのです。
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――おふたりは映画制作の先輩として、東盛監督の作品をどのようにご覧になりましたか?
ハムゼヒアン:我々は映画の中で、進学で島を離れる中学生たちを映しました。東盛さんは石垣島に行ってから、映画の楽しみを知ったそうですが、私たちの映画に出てくる中学生たちも、新しい世界をどのように見つけていくかという共通点があります。ですから「ばちらぬん」に非常に感動しました。我々の方が多少歳をとっていて、経験もありますが、私たちの映画には共通点が多々あります。辺境の地を取り上げており、与那国の言葉だけでなく、情緒的なもの、郷愁、詩情、そして複雑な状況に対するときの身軽さなどです。
「ばちらぬん」
「ばちらぬん」
――東盛監督の「ばちらぬん」は「忘れない」を意味する言葉だそうですね。監督ご自身も、与那国独自の言語や文化が消えていくという実感があるのですか?
東盛:私が15歳で島を出て約10年経ちますが、帰省する度に島の変化を感じます。言葉もそうですが、風景や人々の暮しが少しずつ変わっていきます。私が島で暮らしていた頃は自衛隊の基地もなかったですし。また、今、島で一人で暮らしている祖父の老いもあります。こうして与那国の様々なものが変化し、なくなっていくことを肌で感じて、焦燥感やちょっとした怖さがあって「ばちらぬん」を企画しました。今の自分が与那国をとどめることができるのは、映画という術だと思ったのです。
「ヨナグニ 旅立ちの島」
「ヨナグニ 旅立ちの島」
――「ばちらぬん」は島で育った東盛監督ならではの視点を感じられる作品です。一方で、外から見たふたりが作った「ヨナグニ 旅立ちの島」には、どのような面白さを感じられましたか?
東盛:「ヨナグニ 旅立ちの島」では、中学生たちが島を出る場面は10年前の自分を見ているような懐かしさを感じました。私は島を出ても、やはり完全に外の視点は持てないし、撮れない映画なので今回「ばちらぬん」と一緒に上映されることに運命のようなものを感じます。内側と外側からの視点で撮られた与那国の映画が同じ年にできたことを本当に嬉しく思います。

ばちらぬん」は私の初めての監督作品なので、作っている時は必死でしたが、完成して振り返ると、やっぱりまだ未熟だと感じる部分も多いです。「ヨナグニ 旅立ちの島」は、完全にショットショットが計算されていますし、おふたりは小津映画を意識したと仰っていたので、その構図も美しいと思いました。

「ヨナグニ 旅立ちの島」
「ヨナグニ 旅立ちの島」
――「ヨナグニ 旅立ちの島」のおふたりは日本で3作のドキュメンタリーを作られていますが、今作ならではの試みはありますか? また、ふたりで映画制作をすることについて教えてください。
ハムゼヒアン:私たちはいつもふたりで作品を作っていて、その姿勢とやり方は常に同じです。小津監督のほか、是枝裕和監督、今村昌平監督、写真家の森山大道さんなど、影響を受けた偉大な日本の巨匠たちがいるので、私たちのその映画の作り方はそれを反映したものでもあります。これまでの作品と今回で特に違った点は、中学を卒業する彼らに自由にそのままの姿で映ってもらったことです。ですから私たちも彼らとの信頼関係を作ることが重要で、15歳になったつもりで、一緒に海に飛び込んだりと多くの時間を過ごしました。撮影だと意識する時間は少なかったです。
モルタロッティ:我々は2006年にパリで出会いました。アヌーシュはドキュメンタリーを作っていて、私は写真を撮って ちょうど今の東盛さん位の年齢です。まずは友達になりました。そして7年後の2013年に、日本の震災後をテーマにした写真を撮るという企画があり、その時アヌーシュが、僕が写真を撮る姿をフィルムに収めようと言ってくれたんです。その最初の経験があって、それぞれが別々に何か仕事をするよりも、一緒に組んでやったほうが良い成果が出るということに気がつきました。長年こうやってお互いの観点をぶつけあいながら一つの作品を作り上げることに慣れているのです。
「ヨナグニ 旅立ちの島」
「ヨナグニ 旅立ちの島」
――今回の特集は「国境の島にいきる」というタイトルがついていますが、おふたりはイタリアの国籍を持ちながらフランスを拠点とし、発表するのは日本についてのドキュメンタリーと国境というものを軽々と越えて映画を作られているのが興味深いです。
ハムゼヒアン:国境は私達が非常に興味を感じるテーマの一つです。与那国に着いて、大きな喜びを感じました。本当に小さい島で、穏やかな平和な雰囲気の場所です。国境、その限界には同時にそれを超える喜びがあります。私は早く与那国に戻りたいです。
モルタロッティ:ある特定の場所で仕事をすると、地元の人か、外から来た人かということはよく問われますが、私たちにとっては例えば東京から来た人であっても与那国から来た人であっても、それは特に関係ありません。私たちは人間を映しているので、どこから来たか、ということを問われることにあまり重要性を感じませんね。私たちにとっての与那国は何? と問われたら、お世話になった民宿さきはら荘の屋根と答えます。寝転がって、夜空を見て、海の音を聞きながらいろんなことを話し合いました。宿のオーナーからは、滑ったら危ないので屋根には登らないでくれって言われていましたけどね(笑)。
「ばちらぬん」
「ばちらぬん」
――与那国島は沖縄本島よりも、台湾にほど近い場所に位置しますね。東盛監督にとって、国境の島であるという意識は、島にいた頃から強くお持ちだったのでしょうか?
東盛:与那国島の人のことを「どぅなんとぅ」といいます。私は今24歳で、日本人であり、そして沖縄県民、八重山の住民であるという自覚はありますが、どぅなんとぅであるというアイデンティティは歳を重ねるごとに強くなります。島に自衛隊の駐屯地ができることに、賛成派と反対派が大きく分かれたことがあり、その時私は中学生でした。その頃から自分が国境の島で育ってきたことを強く感じました。最近は台湾有事という言葉を良くニュースで耳にするようになったりと、緊張感が年々高まってきているように思います。
――島に帰るたびに様々な変化を感じられている、とのお話でしたが、これからの与那国はどのような場所であってほしいと望まれますか?
東盛:与那国島の良さが外からの影響で失われていくようなことは悲しいので、そういったことにならないで欲しいと思います。また同時に、島の文化を継承するのは島の人だけ、とこだわることではないと思いますし、そういう時代ではないと思います。実際、県外の方が移り住んで、長く島に住みながら与那国の言葉を勉強して話される方もいますし、与那国の民具を島の人に習って生業されている方もいます。与那国の人より島の自然や動物に詳しくなった人もいらっしゃるので、島に興味を持って学びたい人たちにも、与那国を繋いでいってほしいと思います。
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――今後の作品もまた与那国にフォーカスしたものを考えてらっしゃいますか?
東盛:コロナで断念したことをもう一度リベンジしたい思いがあるので、また与那国で撮りたいです。そのためにはもっと島について知ることが必要なので、この先も学び続けていきます。

また、お隣の台湾の存在も重要です。いつか与那国と台湾の映画が作れたら、国を越えての文化交流になりますし、この先お互いが良い方向に進み、それが島を守ることに繋がっていくと思います。石垣、京都、東京とどこに行っても、私にとって与那国はやっぱり心の根っこがある場所です。私は政治家ではないですし、映画自体が非日常的なもので、生活に直接何か役立つものではないけれど、これからも映画を通して島を発信し、守っていきたいです。それができたら幸せですね。

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 今年は本土復帰50周年ということで、NHKの連続テレビ小説をはじめ、さまざまな作品や番組から沖縄への注目が集まる年。主演でもある東盛監督が月明かりのような神秘的な魅力を放つ「ばちらぬん」、島の中学生たちの成長が爽やかな感動を呼ぶ「ヨナグニ 旅立ちの島」、ふたつの物語を与那国の豊かで美しい自然とともにぜひスクリーンで堪能して欲しい。

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