蜷川実花監督、チーム一丸を強調! 神木隆之介、柴咲コウらと「ホリック」初日を笑顔で迎える
2022年4月29日 14:00
創作集団「CLAMP」の大ヒットコミック「xxxHOLiC」を初めて実写映画化した「ホリック xxxHOLiC」が4月29日、全国334スクリーンで封切られた。東京・丸の内ピカデリーで初日舞台挨拶が行われ、主演の神木隆之介と柴咲コウ、共演する松村北斗、玉城ティナ、磯村勇斗、吉岡里帆、蜷川実花監督が登壇した。
人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が見えてしまう孤独な男子高校生・四月一日君尋(神木)は、能力を消し普通の生活を送るため、どんな願いでもかなえてくれる“ミセ”の妖しく美しい女主人・壱原侑子(柴咲)に出会う。
蜷川組に初参加した神木は「蜷川さんがどんな雰囲気の方なんだろうと、想像もつかず、恐る恐る現場に入った」と振り返り、「実際には笑顔が多くて、しゃべりかけてくださった。常に笑っている印象だった」。一昨年、1度目の緊急事態宣言が明けた直後にクランクインし、蜷川監督も「思い返すと、大変な状況をニコニコしながら前に向かって、一丸で乗り越えた」と笑顔あふれた現場に思いをはせた。
また、柴咲は「蜷川さんらしく、とにかく衣装とヘアメイクが絢爛豪華だった」と語り、「今日はどんな風に(自分が)変化を遂げるんだろうとワクワクしていた。毎回、奇想天外な発想は期待を超えてきますし、鏡を見ながら『まあ、すてき』と感動していた」。それだけに作品への思いも格別で、「すごく楽しく充実した日々で、また戻りたい。でも、時は戻らないので、何度も映画館で作品に触れたい」と話していた。
神木演じるキャラクターにちなみ「特殊能力があると思うのは誰?」と問われると、松村は「天候が怪しいなと思っていたら、雲がパカっと割れて、その先に太陽の道ができて、神木隆之介登場みたいな瞬間が何度もあった。太陽に愛されている」と神木の晴れ男ぶりを証言。柴咲も「100%晴れましたよね」と驚いた様子でうなずくと、神木は「まあ、基本的に晴れてほしいなと思っている」と照れ笑い。蜷川監督は「みんなそれぞれに特殊能力を持っていて、光り輝いていた。アベンジャーズみたいで、助けられた」と豪華キャスト陣に感謝していた。