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ソダーバーグ監督の新たな実験はブロックチェーン技術を用いた映画製作

2022年4月19日 19:00

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ブロックチェーンを用いて映画製作を支援
ブロックチェーンを用いて映画製作を支援
Photo by Roy Rochlin/Getty Images for Tribeca TV Festival

実験的な手法のインディペンデント映画で成功を収めてきたスティーブン・ソダーバーグ監督が、ブロックチェーン技術により映画製作をサポートするコミュニティに資金提供を行った。

ソダーバーグ監督はこのほど、自身の制作会社Extension 765から非営利団体ディセントライズド・ピクチャーズ(DCP)に対して30万ドルを提供。出資金はDCPで選考されるアンドリューズ/バーナード賞の受賞者に配分される。

DCPは、ブロックチェーン技術と独自のデジタル通貨を通じて、映画製作にまつわる資金調達や製作サポートを行うコミュニティ。アメリカン・ゾエロトープのロマン・コッポラ、レオ・マチェット、マイケル・ムサンテが共同で設立した。映画製作者が自身の企画をDCPのプラットフォームに提出すると、コミュニティに所属するプロの映画製作者たちからフィードバックや評価を受けられ、コミュニティ内の投票によって製作が決まった際には資金提供などの支援を受けられる。

米IndieWireの取材に対し、ソダーバーグ監督は「私がこれまでにしてきた多くのことと同様、これは一種の実験だ」明言。「本当に機能するのかどうかを確認するため、どのような仕組みになっているのか実際に試してみることに興味があった。なぜならば、人間によって発明されたものはすべて、いずれ人間が有する欠点を持つことになるからだ。このブロックチェーンの仕組みやプローチが、本来の目的を果たせるかどうか実験してみたい」と語った。

DCPの共同設立者のコッポラは、「映画製作は複雑で費用のかかる作業だ。支援を通じて、従来の資金調達方法から取り残されたと感じている人たちにチャンスを与えることができる」と団体の意義を説明。「ソダーバーグ氏の賞は、新しい世代の映画制作者が自分自身を表現するための素晴らしい手助けとなる。DCPにとって、ソダーバーグ氏は映画製作の世界における冒険的なクリエイティビティの最高の模範であり、彼が新世代の芸術家のスポンサーになってくれたことに心から感謝している」と述べている。

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