「ゲット・アウト」ダニエル・カルーヤ脚本のディストピアスリラー、Netflixが映画化
2022年4月15日 15:00
「ゲット・アウト」「ユダ&ブラック・メシア 裏切りの代償」の英俳優ダニエル・カルーヤが共同脚本を務めた新作ディストピアスリラー「The Kitchen(原題)」が、Netflixで映画化されることがわかった。
米Deadlineによれば、本作は「ユダ&ブラック・メシア」でアカデミー賞助演男優賞を受賞したカルーヤと、ジョー・マルタが共同で脚本を執筆し、2016年のサンダンス映画祭脚本・監督ラボに選出された企画。貧困層と富裕層の格差が極限に達した2044年のロンドンを舞台に、公営住宅が一掃され労働者階級が辺境の臨時施設に追いやられるなか、なんとかそこから抜け出そうとするイジと、母を亡くし家族を探す12歳のベンジが、生き延びようと奮闘する。
Netflixの人気ドラマ「トップボーイ」で知られるケイン・ロビンソンと、新人ジェダイア・バネルマンが主演。サンダンス映画祭で特別審査員賞を受賞した短編アニメ「Robots of Brixton(原題)」や、カルーヤが主演し同映画祭の短編映画部門にノミネートされた「Jonah(原題)」を手がけたキブウェ・タバレスが、本作で長編初メガホンをとる。カルーヤ、ダニエル・エマーソン、テオ・バラクロウがプロデュースし、ロンドンとパリで撮影。23年にNetflixで世界配信される。