町田啓太、療養を終えて「チェリまほ」舞台挨拶に 「皆さんのおかげ」とファンに感謝
2022年4月9日 13:20
俳優の町田啓太が4月9日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズで行われた出演作「チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」の公開記念舞台挨拶に登壇した。3月末に新型コロナウイルス感染が判明し、療養と経過観察を行っていたが昨日、自身のインスタグラムで回復を報告。壇上で「いやあ、うれしいです。感慨深いですね。こういう機会をいただけたのも、皆さんのおかげです」とファンに直接感謝を伝えていた。
童貞のまま30歳を迎えたことで「触れた人の心が読める魔法」を手に入れた安達と、彼に好意を抱く同期の黒沢(町田)の姿をコミカルに描いた豊田悠原作の人気コミックをドラマ化した「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(通称「チェリまほ」)の劇場版。舞台挨拶には、安達を演じる主演の赤楚衛二と町田をはじめ、共演する浅香航大、ゆうたろう、草川拓弥、佐藤玲、鈴之助、風間太樹監督が登壇した。
赤楚は「めちゃくちゃうれしかった」と映画化を知った瞬間を回想。「撮影中は楽しかったですし、色鮮やかな日々を過ごせた。真心を込めてやってきた作品」だと強い手応えを示していた。また、風間監督から「撮影に入る前、少しやせていたので、お餅でしたっけ? 食べたんですよね」と明かされると、「めちゃくちゃ食べました。(増量には)お餅が自分に合うんだなと」と役作りの苦労を語った。
一方、町田は「撮影に入る前は、(ドラマの雰囲気に)戻れるかソワソワしていた」と告白。それでも「現場に行ったら、全然大丈夫で、自ずと不安も吹き飛んだ」といい、「また、みんなと会えるのがうれしかったし、それはすごいパワーだなと思った。“楽しかった”しかない」と喜びを表していた。
お互いの気持ちを確認し、恋人同士となった安達と黒沢は順調な交際を続けるが、劇場版では安達の転勤による遠距離恋愛をきっかけに、ふたりが将来について考えるようになる。4月8日に全国166スクリーンで封切り。同日公開を予定している台湾に加えて、香港、韓国、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマーでの上映も決定している。ドラマ版キャストのほか、松尾諭、遠山俊也、榊原郁恵、鶴見辰吾、松下由樹らが顔をそろえる。