米撮影監督組合賞に「DUNE デューン 砂の惑星」
2022年3月24日 20:00
米撮影監督組合(ASC)に所属する会員によって選出される第36回ASC賞が3月20日(現地時間)に発表され、「DUNE デューン 砂の惑星」のグレイグ・フレイザーが選出された。
オーストラリア出身のフレイザーは、ジェーン・カンピオン監督の「ブライト・スター いちばん美しい恋の詩」(2008)で注目を集めたのち、「モールス」「スノーホワイト」「ゼロ・ダーク・サーティ」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「バイス」などを手がけてきた。ドラマ「マンダロリアン」でも複数のエピソードを担当。現在、全世界で大ヒット中の「THE BATMAN ザ・バットマン」の撮影も務めており、いまもっとも活躍している撮影監督のひとりだ。
昨年、同賞を受賞した「Mank マンク」のエリック・メッサーシュミットがそのままアカデミー賞撮影賞を受賞したことから、フレイザーがオスカー受賞する可能性も高そうだ。なお現在は、「DUNE:PART TWO(原題)」(23年10月20日全米公開)の準備を急ピッチで進めているという。