片岡礼子主演×安田真奈監督の短編「あした、授業参観いくから。」東京公開決定
2022年3月19日 07:00

片岡礼子主演、安田真奈監督の実験的短編映画「あした、授業参観いくから。」が、4月16日より新宿K’s cinemaで公開されることが決定した。
本作は、昨年12月に大阪のシアターセブンで公開され、「短編なのに濃密」「胸が熱くなる」と好評を得て、リピーターが続出。4回も追加上映され、来場客の熱い感想メモが300枚以上も寄せられたという。また、「感動したので、今日は娘と来ました」「子どもと見てすごく良かったので、夫も連れて家族できました」と親子で鑑賞する姿も多数みられた。そして神戸の元町映画館、名古屋のシネマテークにも公開が広がり、このたび東京上映が決定した。
自身も一児の母である安田監督が、「家族や親子について語り合いたくなる映画を作りたい」と企画。演技や脚本のワークショップで「全く同じセリフでも、キャラクター設定や状況によって演技は変わる。脚本ならト書きが変わる」という事例に用いていた親子の台詞を、短編映画として組み立てた。「あした、授業参観いくから」「えっ…」などと7つのセリフが5人の生徒の家で繰り返されるという実験的な脚本だが、そこには思春期における様々な親子の“カタチ”が映し出され、悲喜こもごもの家族模様が、繊細かつ普遍的な感動のドラマに仕上がっている。

主人公の中学校英語教師を演じるのは、「ハッシュ!」で第75回キネマ旬報ベストテン及び第45回ブルーリボン賞の主演女優賞を受賞するなど、数々の映画・ドラマで高く評価されている実力派俳優の片岡礼子。安田監督、小芝風花主演のドラマ「TUNAガール」が面白かったと片岡がTwitterに書きこんだことから、かねてより片岡ファンだった安田監督が熱烈アプローチし、本作への出演が実現した。
メインキャストの中学生5人を演じたのは、オーディションで選ばれた関西の新人俳優たち。大人のキャストには、和泉敬子、前田晃男をはじめとする、関西で馴染みのある俳優たちが出演している。シアターセブン、元町映画館では、公開にあわせて「初心者歓迎! 演技・脚本ワークショップ」を開催。安田監督が講師となり、本作の台詞をワークに活用。初心者にもわかりやすいと好評で、今後も各地で開催を予定している。
なお、東京での初日舞台挨拶には片岡と安田監督が登壇予定。また、4月22日まで連日トークイベントを実施し、三島有紀子監督や歌手で声優の宍戸留美などが登壇予定となっている。
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