ウィル・スミス、実在の人物を演じて気付いたこと 「ドリームプラン」役作りに迫る特別映像
2022年2月23日 18:00

世界最強のテニスプレーヤーと称される姉妹、ビーナス&セリーナ・ウィリアムズの破天荒な実父リチャードの実話を映画化し、本日2月23日から公開を迎えた「ドリームプラン」の特別映像が披露された。リチャードを演じ、第94回アカデミー賞の主演男優賞にノミネートされたウィル・スミスの役作りに迫っている。
スミスが演じたのは、テニス経験ゼロの父リチャード。2人の娘を世界最強のテニスプレーヤーに育てるために、独学で唯一無二の「計画書」=ドリームプランを娘が生まれる前に作った破天荒な人物だ。
スミスは、実在の人物を演じた「ALI アリ」(01)、「幸せのちから」(06)に続き、本作で自身3度目となるアカデミー賞主演男優賞にノミネーションを果たした。「実在の人物を演じるのは奇妙な経験だ。何がきっかけで、その人物を理解できるか分からない。リチャードと僕の共通点は、娘への愛だった」とリチャードの人物像に迫る際に、自身の娘・ウィローへの愛が理解を深めるきっかけだったと明かす。
さらに、「実在の人物を演じて気づいたのは、観客はたった一人だということ。それは僕が演じる人物の家族だ」と、リチャードの家族が見て納得してもらえる演技を追求した。そのために強力なスタッフとして、ビーナスとセリーナの実の姉であるイーシャ・プライスが製作総指揮に加わった。
プライスは「ウィルは本当に誠実な人よ。私たち家族が納得しない限り、出演しないつもりだったの。ありのままの物語を伝える重要性を理解していたからよ」と裏話を披露している。
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