田中大貴監督「PARALLEL」1日限定上映が即完売、急遽追加上映決定
2022年2月17日 22:00
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2021でグランプリを受賞し、インディーズ映画の登竜門である第15回田辺・弁慶映画祭で映画.com賞を受賞した、田中大貴監督の「PARALLEL」。同作はヒューマントラストシネマ渋谷で行われる、沖縄国際映画祭クリエイターズ・ファクトリー歴代受賞監督作品の上映会で2月20日に1日限定上映予定だったが、チケット販売を開始した当日に全席完売となり、急遽22日に追加上映(https://ttcg.jp/human_shibuya/movie/0836500.html)が決定した。
「PARALLEL」は田中監督の長編初監督作品。製作・脚本・撮影・照明・編集・特殊造形・VFXを兼任し、“傷を抱えた少女”と“アニメの世界に行きたい殺人鬼”の、異色の青春×スプラッター×ラブストーリーを完成させた。“誰にも言えない傷を抱えて生きる少女”舞役にはモデルとしても活躍し、本作が長編映画初主演となる楢葉ももな。美少女アニメキャラクターのコスプレ姿で殺人を繰り返す“アニメの世界に行きたい殺人鬼”美喜男役は田中監督の前作「FILAMENT」に続いての出演となる芳村宗治郎が演じた。他に菅沢こゆき、十代修介、ひと:みちゃん、ふじおあつや、ミネオショウらが出演している。
田中監督は「本作は、友人から心の悩みを相談された時に、人間が持つ“心の傷”や“変身願望”について、興味をひかれた体験から着想を得ました。“心に傷を抱えた少女”と“アニメの世界に行きたい殺人鬼”、この二人の物語を自主制作映画で完成させるのはとても苦労しました。しかし、映画祭で一足早くご覧いただいた観客の皆さまや審査員の方々、そして実際に心に深い傷を抱える方々から多くの感想をいただけて、この作品をより多くの方に届けたいという思いが日に日に増しておりました。そうした中での、全席完売と追加上映の決定は、本当に嬉しく思っております」と制作意図や経緯、追加上映決定の喜びを語る。
そして、「周囲の顔色を伺い、仮面を被りながら日々生きている登場人物たちの物語と、スラッシャーホラー、アニメーション、そしてラブロマンスが一体となった本作は、ジャンル映画への愛に満ちた新感覚の作品になっていると思います。誰にも見えない傷を抱えながら、今を生きる全ての方々に向けて、映画の中で二人が過ごした、残酷で、痛くて、それなのに優しくて温かい時間を、一緒に楽しんでいただけたら幸いです」と上映への思いを述べている。
なお、「PARALLEL」は第15回田辺・弁慶映画祭の他の受賞作品と一緒に、テアトル新宿、シネ・リーブル梅田の2ヶ所で今年上映される予定。
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